じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] 琵琶の花にちょっぴり積もる雪(2/11朝)。





2月12日(火)

【ちょっと思ったこと】

得意なスポーツは何か

 テレビで清水選手の活躍ぶりを観ながら
  • (私)そうだ、こんどみんなでスケートに行こう。
  • (妻)あら、あなたスケートできたっけ。
  • (私)何をいうか、大学の教養の体育でちゃんと習ったんだから。それに、清水選手の身長は私と同じなんだから。
  • (妻)さあ、あてになるもんですか。結婚前に「スキーが得意だ」なんて言っていたくせに、結婚してから御嶽に行ったら直滑降しかできなかったじゃないの。
  • (私)いや、あれは滑り方を忘れていただけだ。その証拠に、大山や恩原高原では上級コースだって滑れるじゃないか。
  • (妻)それは、結婚してから上達したんじゃないの。そういば、あなた、結婚前にはテニスができるって言ったくせに、ゼンゼン下手で、ちっともコートにボールが入らないじゃないの。
  • (私)それは聞き間違いだ。私ができると言ったのは、テニスではなくて、テーブルテニスだ。わははは。わははは。わははは
【思ったこと】
_20212(火)[電脳]一太郎12インストールで実感する「スペースキー」と「変換キー」の違い/文字列変換機能を搭載していることの優位性

 配達されたばかりの「一太郎12」を連休中にインストールした。1/28の日記にも書いたように、今回のバージョンアップは何がメリットになるのか今ひとつ分からなかったのだが、来年度から論文の執筆指導と出版関係の原稿をインターネットディスクにアップする予定もあったので、とりあえず個人分1本のみ予約購入をした次第だ。

 カスタマイズしてあった機能はたいがい継承されたが、ただ1つ、大文字のアルファベットから登録単語への変換がうまく行かないことに気づいた。どういうことかと言えば、私の場合、MIFESでタグを手入力してHTML文書を作成しているのだが、そのさい、全角のアルファベットでいくつかのタグが変換されるように単語登録していた。一例を挙げれば、
  • 「c」→<center>、「C」→</center>
  • 「f」→<font color="00aa00">、「F」→</font>
  • 「td」→<td>、「Td」→</TD>
  • 「h2」→<h2>、「H2」→</h2>
といった具合(上記では<>を全角文字に変えてある)だ。つまり、アルファベットの小文字はタグの開始、同じスペルを大文字で打つとタグの終了に変換されるように単語登録をしていたのである。

 ところが、これまでと同様に「C」、「F」、「Td」、「H2」を入れると、「C 」、「F 」、「Td 」、「H2 」というように変換され、単語登録がうまく機能しないことが分かった。ATOKのプロパティを調べたところ、どうやら入力補助の設定のデフォルトに原因があるということが分かった。

 この話はそれでおしまいなのだが、このデフォルト設定を探し出す過程で、私自身のキー入力のしかたにクセがあることに気づいた。それは、漢字変換をする際には、右手親指でスペースキーを打つというクセである。もしスペースキーではなくその右隣の「変換キー」を押していたら、上記のような問題は発生しないはずだった。

 ここで改めて「スペースキー」と「変換キー」を比べてみるのだが、とにかく、通常のキーボードでは、スペースキーのほうが遙かにキーが大きく、しかも親指で打ちやすい位置にあることに気づいた。もし、スペースではなく「変換」キーばかりを押し続けていると、右手親指は手のひら側の内側に曲げておかなければならず、かなりの負担になるのではないかと感じた。

 そもそもスペースというのは英文入力の時だけ多用されるものであり、日本語では滅多に要らない。となると、主として日本語を入力する場合には、「変換キー」と「スペースキー」の機能を逆にカスタマイズしておいたほうが便利ではないかという気がする。




 このほか、気づいた点をいくつか。
  • 一太郎11時代から継承されている「カタカナ英語入力」はスペルを忘れた時には便利だ。たとえば「アフガニスタン」と入れてF4を押すと「Afghanistan」、「ソルトレイ(ー)クシティ」は「Salt Lake City」、「ヒヤシンス」は「hyacinth」にちゃんと変換される。
  • 私自身は、通常はMifes(まもなく6.0にバージョンアップ)で文章を作成しているし、Eメイルは送信画面への直接入力、授業で提示する資料はすべてパワーポイント、などとなっているため、一太郎自体は、印刷物清書以外では殆ど使う機会が無い。一太郎を起動しないと使えないような機能、例えば「よく使う言葉」のようなものはあまり使わないのではないかと思う。
  • 今回は事前予約購入をしたが、生協のアカデミック価格7200円のほうがバージョンアップ価格よりも10%ほど安くなっていることに気づいた。インターネットディスクの増枠特典があるとはいえ、バージョンアップする長年の愛用者に対してはもっと優遇があってもよいと思う。
  • Office-Xなどにライセンス認証を導入したマイクロソフト商品とは対照的に、一太郎の約款には
    ソフトウェアを使用する人が特定の1人に限られている場合は、同時にソフトウェアを使用しないという条件で、その人のみが使用する他のコンピュータにソフトウェアをインストールして使用できます。
    という規定がある。これは、例えば、職場や研究室で個人専用のパソコンを使っている人であれば、自宅のディスクトップや移動用ノートパソコンにも同じパッケージでインストールができるということを意味する。もともとインターネットディスクはそのような使い方を前提としたものであるが、こうした個人ユーザーを大切にする姿勢は大いに評価できる。
 以上、インストールを完了した時点でのとりあえずの感想を述べてみたが、きれいな印刷物を作るためのワープロソフトというのは私にはもはや必要ない。それよりも、情報検索・蓄積・活用ツールとしての機能のほうが遙かに求められる。

 2/2の日記にも書いたが、欧米人と比較した時、我々が2バイト系の多様な文字を持っていることと、パソコンに文字列変換機能を搭載していることの優位性には計り知れないものがあると思う。今後は変換機能を多様化する中で、例えば、英文入力の際に
  • スペルを3文字程度入れるだけでよく使う英単語に変換される
  • 過去形、過去分詞形、複数形、イディオムなどが自動的に表示される
  • 特定のファンクションキーを押すと例文が表示される
  • 挨拶文などビジネス文書用の英文が参照できる
  • 同義語、同音異義語、さらには連想されやすい語句などが表示される
といった機能が充実すれば、機械翻訳ソフトなどとは比べものにならない、主体的な英作文ができるようになるのではなかろうか。