じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
10/22は岡大の開学記念日。年休をとって夫婦で四国・剣山に登った。左は、途中の道路から見た紅葉。右は、登山リフトからの眺め(一部ボカシあり)。 |
【ちょっと思ったこと】
テレフォンカードの怪 剣山に登ったあと、近くの温泉に入る。帰りが遅くなりそうなので娘に電話したところ、とんでもないことが起こった。度数が63残っているテレフォンカードで通話をしていたら、突然、電話が切れ、カードが出てきたのである。再度入れてみたが、受け付けてくれない。カードをよく見たら、何と度数ゼロのところに穴が打たれてあり使用不能にさせられていた。 このカードは妻が1000円で購入したもので、まだ半分も使っていない。今回の電話もまだ数分しかたっておらず、いくら四国からとはいえ、電話代が一気に630円分もかかるとは到底考えられない。まことに奇妙なことだ。さっそく、NTTのほうに電話を入れたところ、23日9時以降に自宅のほうに連絡してくれるということだった。しかし、仮に、同額分のカードを補償してもらったとしても、原因が分からなければ安心してカードを使うことができない。この種のトラブルに遭われた方がおられましたら情報をいただければ幸いです。 [※10/23追記]この件に関してはNTTから、消失した金額分を我が家の電話代から差し引いて対処したいとの声があった。個別に応対してくれた点はありがたいが、トラブルの原因をはっきりさせてもらえないと、今後、安心してテレカを買うことができなくなる。 開学記念日に思うこと 10月22日は岡山大学の開学記念日にあたるので個人的な感想を少々。 独立行政法人化を前に、全学あるいは部局別の委員会で、中期目標、中期計画・措置が検討されているが、教育理念や教育目標については、あまりにも一般的・抽象的な表現にとどまっているような印象を受ける。もっと岡大カラーというか、岡山の、この地において、なぜこういう大学が必要なのか、どういうメリットがあるのかを具体的に盛り込んでいく必要があると思う。 岡大が平成7年に制定した教育目標は次の通りになっている。
ではどうすればよいか。まずは総合大学の特色を活かした固有の目標、つまり、岡大ではできるが他大学ではできない特徴を前面に出すべきである。例えば、9/19の日記で述べた副専攻などは、実現すれば大きな特色となるはずである。なぜなら、他の地方大学や私立大では、バリアフリーの副専攻や外国語副専攻を望んだとしても、それだけのスタッフを揃えることができないからである。 もう1つ、岡大の立地条件をもっと活かすことだと思う。まずは、JR在来線・新幹線の駅から近いといった恵まれた交通環境がある。道路事情も駐車場スペースもよい。これは、社会人対象の教育や、地域との交流に非常に適している。そして、広大な農場や手つかずの自然が残る半田山がある。「自然との共生」を前面に出すのであれば、例えば、全学生対象の必修科目として、農場での体験学習や、敷地内の花壇づくり、自然林での観察学習などを開設すればおおきな特色となるはずだ。教室内での授業レベルが同じでも、周囲の自然環境が整っていれば、遙かに高い教育効果が得られるはずである。このあたり、微力ながらもっとプッシュしていきたいと思っている。 |