じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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【思ったこと】 _30608(日)[一般]空き缶をポイ捨てする学生は社会に出る資格なし ![]() これによりポイ捨ては大幅に改善されたのだが、一人だけ、同じメーカーのコーヒーの空き缶を蛇口横の目立たない場所に捨てる不届き者がいる。時間帯、捨てる場所からみて同一人物であることは間違いない。過去2回は私のほうで回収したが、これ以上甘やかすわけにはいかない。捨てられた空き缶に「ここに空き缶を捨てた者 これで3度目 社会に出る資格なし」と警告文をつけて、蛇口にぶら下げてやった。これで効果があるかどうか、しばらく様子を見たいと思う。 ![]() ローカルなTVニュースではしばしば、河川敷、海岸、登山道などの清掃ボランティア活動が紹介されることがあるが、「これだけゴミが回収できました」といってニコニコしている様子は、どこか間違っているんじゃないかなあと思わざるを得ない。 確かに、自分達の町を自分達の手できれいにしましょうという精神は100%正しいことであるし、その目標のために力を合わせること自体はコミュニティの活性化につながるだろう。とはいえ、空き缶、吸い殻、その他、ファストフードやコンビニで買った食べ物の容器など(2月16日の日記参照)などはすべて、心ない人、もっとはっきり言えば、この社会で生活をしていく資格の無い人たちの不始末であり、ボランティア参加者はその尻ぬぐいをしているに過ぎないのである。ならば、「これだけゴミが回収できました」などとニコニコしていてはいけない。最後にみんなで集まり、一昔前の労組の集会のように「シュプレヒコール! 不心得者を許さないぞ! 不心得者はこの町から出て行け! 地球から出て行け!」と叫び、拳を高く上げて怒りを顕わにすべきであると思う。 もし、人間が、道徳的なコントロールだけで環境を守れないとするならば、もう1つ、全く別の解決策としてはデポジット制の導入がある。空き缶やペットボトルに10円程度を上乗せしておき、回収機まで返しに来た時にそのお金をバックするという方式である。岡大生協では試験的に、紙コップの回収にデポジット制を導入しているようだが、空き缶やペットボトルまで導入すると生協以外で買った缶やボトルまで換金しようという不心得者が出てくることなどに対処できない。こういうものは地域あるいは全国レベルで導入するべきであろう。ま、できることならば、道徳的なコントロールだけで解決していきたいものだが。 |