じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
文学部西側にあるオミナエシの花がますます見事になった。もっとも2枝は何者かによって切り取られていた。ルドベキアやテンニンギクだったら何本切り取ってもいっこうに構わないが、こういう貴重な花は困る。さっそく「花を取らないで」という札をつけた。 |
【ちょっと思ったこと】
グラジオラスの葉っぱに表はない? アヤメの葉は両面が裏側であり表側は見えないそうだ。植物学的には、葉の表とは茎に向いている側、葉の裏とは茎から外側に向いているほうを言うのだという。ところがアヤメの場合は、茎に向いている側というのは葉が伸び始める時にチラッと顔をのぞかせるだけで、あとは、葉の裏が外になるように折り重ねたような状態になる。こういう葉のことを「単面葉」と呼ぶ。 この話を聞いて、そう言えばグラジオラスはどうだったかと思って調べてみたところ、アヤメと同様、葉の裏側が外側になるように折り重なっているように見えた。ということはアヤメ同様、グラジオラスの葉っぱも表が無いということになるのだろうか。 NHKの松井偏重報道はいつまで続くのか この日記でも何度か指摘しているところではあるが、NHKのスポーツコーナーにおける松井選手偏重報道はいつまで続くのだろう。 7月7日朝は、さすがに、ウィンブルドン・テニスで杉山ペア優勝をトップで取り上げていたものの、
松井選手が初年度からこれほど活躍していることには敬意を表するが、5打数2安打程度にそれほど情報的価値があるとは思われない。当初期待されたホームランはそれほど出ていないし、「大リーグのイチロー」に比べれば、まだまだ「ヤンキースの松井」にとどまっているように思う。 松井偏重の一番の問題は、松井の打席やインタビューが放送されることによって、プロ野球や大相撲の報道が限られた放送時間の外に押しやられてしまうことにある。 例えば、7月6日のプロ野球の場合、岡山では阪神-ヤクルト戦の中継は無かった。巨人-中日戦は中継があったものの延長戦となり、最大延長の21時54分にはまだ試合が終わっていなかった。また、パ・リーグの試合がが地上波で中継されることは、岡山では皆無といってよい。さらに大相撲の場合も、夕方の生中継を見ていないファンは、24時25分からの大相撲ダイジェストを待たなければならない(←このダイジェスト自体、まもなく廃止になるという)。 野球の試合や相撲の結果を知りたいだけだったら新聞を見ればそれでよい。テレビで見たいのは映像である。松井選手の打席やインタビュー風景が流されることによって、結果的にそれらは圧縮されてしまう。 松井選手個人には何の責任もない。あくまでNHKの番組制作方針と担当者の姿勢の問題なのだが、スポーツコーナーで真っ先に松井が取り上げられると、早く終われ、なんでこんなことに情報的価値があるんや、とだんだん腹が立ってくる。松井選手にはまことに失礼だが、松井が活躍することで日本プロ野球や大相撲の映像がカットされるというなら、活躍しないほうがよっぽどよいとさえ思ってしまう。7月7日は大リーグ・オールスターの出場選手の発表の日だというが、この結果次第ではますます偏重報道が強められそう。受信料を払うのもいやになってくる。 |