じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【思ったこと】 _31016(木)[電脳]データ記録用のDVDはプラスやらマイナスやら訳わからん 10月11日の日記で、手持ちのVHSビデオをすべてDVD化するという考えを述べた。DVD-Rでは二カ国語放送が録画できないという問題はあるもの(10/13の日記参照)、場所をとらないこと、見たいシーンにすぐに移動できることなどから、近い将来にVHSを放逐して、家庭レベルでの標準的な映像記録媒体になるものと思う。また、私自身は全く使ったことがないので分からないが、市販のDVDビデオであれば字幕の選択などもできるタイプもあるということなので、語学学習にはそれほど困難はないかもしれない。 しかし、映像ビデオ保管の便利さとは裏腹に、パソコンデータバックアップ用としてDVDを使う場合はまことに面倒だ。生協のパソコンショップに行ってみると、「DVD-R」が2種類(ビデオモードとパソコン用)で最も安く、10枚で1980円で売られていた。「DVD+R」はちょっと高めで5枚で1680円だったと記憶している。このほかにもあれやこれや置かれてあって、自分のパソコンや外付けの書き込み用ディスクドライブとの対応を誤ると認識してくれない。 最新の生協カタログには、「すべてのDVD規格に対応した」外付けのマルチプラスドライブという商品があったが、そこでにはなんと8種類のタイプ(CDを含む)が記載されていた。用途や長短はあるのだろうが、互換性がどうなっているのか分からないと戸惑ってしまう。 これも門外漢なのでよく分からないのだが、ネットで規格の混乱の原因を検索してみると、
規格の競争というだけなら128KB程度までのメモリーカードも、メモリースティック、SDなど多種多様であるが、こちらはマルチ型のカードリーダーが数千円で売られているので全く苦にならない。DVDの場合は、パソコン内蔵が主流であるため、外付けマルチドライブで対応すればよいというわけにもいかない。現在の自分の使用環境ばかりでなく、他のパソコンで使う場合の互換性や将来性も考えておく必要がある。さて、何を選べばよいのだろうか。 こんなこともあって、現在のところ、DVDメディアでパソコンのデータをバックアップすることには慎重にならざるをえない。外付けのHDDがかなり安くなっていることから、デスクトップ用には、それを使えば十分。モバイル用としてもDVDは不向きであり(軽量のモバイルパソコンにはDVDドライブが内蔵されていないため)、私自身は当面、ちょっと高価だが5GBのPCカード型モバイルハードディスクを使い続けようと思っている。 |