じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] [今日の写真] [今日の写真] 中国が有人宇宙船飛行に成功したが、ロケットが打ち上げられた酒泉と言えば、今から23年ほど前、シルクロード(ウルムチ、石河子、トルファン、敦煌、嘉峪関、蘭州、上海)を旅行した時に1泊したことがあった。当時は、この区間の鉄道は蒸気機関車が主体であった。左の写真2枚は、嘉峪関を西に進むSL。背景は祁連山脈。右の写真は、酒泉から蘭州方面に行く時に乗ったSL。1981年2月撮影。四半世紀後にこのSLが有人宇宙船になってしまうのだから、スゴイ発展ぶりだ。


10月16日(木)

【思ったこと】
_31016(木)[電脳]データ記録用のDVDはプラスやらマイナスやら訳わからん

 10月11日の日記で、手持ちのVHSビデオをすべてDVD化するという考えを述べた。DVD-Rでは二カ国語放送が録画できないという問題はあるもの(10/13の日記参照)、場所をとらないこと、見たいシーンにすぐに移動できることなどから、近い将来にVHSを放逐して、家庭レベルでの標準的な映像記録媒体になるものと思う。また、私自身は全く使ったことがないので分からないが、市販のDVDビデオであれば字幕の選択などもできるタイプもあるということなので、語学学習にはそれほど困難はないかもしれない。

 しかし、映像ビデオ保管の便利さとは裏腹に、パソコンデータバックアップ用としてDVDを使う場合はまことに面倒だ。生協のパソコンショップに行ってみると、「DVD-R」が2種類(ビデオモードとパソコン用)で最も安く、10枚で1980円で売られていた。「DVD+R」はちょっと高めで5枚で1680円だったと記憶している。このほかにもあれやこれや置かれてあって、自分のパソコンや外付けの書き込み用ディスクドライブとの対応を誤ると認識してくれない。

 最新の生協カタログには、「すべてのDVD規格に対応した」外付けのマルチプラスドライブという商品があったが、そこでにはなんと8種類のタイプ(CDを含む)が記載されていた。用途や長短はあるのだろうが、互換性がどうなっているのか分からないと戸惑ってしまう。

 これも門外漢なのでよく分からないのだが、ネットで規格の混乱の原因を検索してみると、
  • Recordable DVD Council:日立、Pioneer、松下など、DVD-R/RW/RAMフォーマット採用のDVDディスク/ドライブメーカーで構成される団体。
  • DVD+RW Alliance:Hewlett-Packard(HP)、Dell Computer、ソニーなどDVD+RWフォーマットを支持している団体。
という対立があるらしい(上記の団体構成は2002年1月の情報による)。

 規格の競争というだけなら128KB程度までのメモリーカードも、メモリースティック、SDなど多種多様であるが、こちらはマルチ型のカードリーダーが数千円で売られているので全く苦にならない。DVDの場合は、パソコン内蔵が主流であるため、外付けマルチドライブで対応すればよいというわけにもいかない。現在の自分の使用環境ばかりでなく、他のパソコンで使う場合の互換性や将来性も考えておく必要がある。さて、何を選べばよいのだろうか。

 こんなこともあって、現在のところ、DVDメディアでパソコンのデータをバックアップすることには慎重にならざるをえない。外付けのHDDがかなり安くなっていることから、デスクトップ用には、それを使えば十分。モバイル用としてもDVDは不向きであり(軽量のモバイルパソコンにはDVDドライブが内蔵されていないため)、私自身は当面、ちょっと高価だが5GBのPCカード型モバイルハードディスクを使い続けようと思っている。