じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
この欄では毎日1枚ずつ写真を御紹介しているが、その中から選んだ「今年の1枚」は、経済効果などを考え、ボリビア5935mでタイガース優勝を祈願しているこの写真に決定した。 |
【思ったこと】 _31226(金)[一般]正月の海外旅行 1998年8月のイラン皆既日食見物で20年ぶりに海外旅行を再開して以後、カラコルムハイウエイ(1999年夏、パキスタン〜中国)、カナダ・オーロラ見物(2000年夏)、東チベット(2001年夏)、タスマニアトレッキング(2003年正月)、ボリビア・アンデス(2004年夏)というように、毎年1〜2回のペースで海外旅行に出かけるようになった。このあたりは同僚にも知れ渡っており、「正月は10日ほど留守にします」などと言うと、「今度はどこに行かれるのですか?」などと皮肉っぽく訊かれたりする。 正月の海外旅行は全般に値段が高くできれば避けたいところだが、私の場合、仕事の都合上、8月のお盆休みの前後と正月前後しか連続休暇をとることはほとんど不可能。それと、私が希望する旅行先(登山や辺境地区をまわるパッケージ旅行主体)はしばしば催行人員に達せず中止になることが多い。正月でないと人が集まらないコースも多い。 今回のツアーは、中国・ウルムチからトルファン、南疆鉄道を通って庫車、さらに新しくできた砂漠公路を通ってタクラマカン砂漠を横断し、西域南道経由でカシュガルに向かうというコース。かつてNHKでシルクロードが紹介された頃には秘境中の秘境であったが、いまやごく一般向けの観光コースになってしまった。もっとも冬期はマイナス20度以下まで下がるため、辺境専門ツアー会社以外には主催旅行を出していない模様だ。 冬のシルクロードと言えば1981年の1〜2月に、ウルムチ、石河子、トルファン、敦煌、酒泉を回るツアーに一度参加したことがあった。今回、トルファンからカシュガルに達することで、蘭州からパキスタン・イスラマバードまでを陸路で走破したことになる。このほか、旧ソ連領内の中央アジア各国も回ったことがあるので、シルクロード方面の旅行は私の人生でほぼ完了だ。20年ぶりに訪れるトルファンの変貌ぶりにも大いに興味がある。 ということで、27日の昼すぎに関空を出発します。皆様、よいお年をお迎えください。 |