じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
農場のヒマワリ畑の種が実り、みな頭を垂れている。写真上は7月6日撮影、下は8月11日撮影。余談だが、上下の2枚の写真にビニールハウスが写っている。写真上でその手前に生えていた野菜が、写真下ではハウスの中にワープしたように写っていて趣深い。
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【ちょっと思ったこと】
ペルセウス座流星群 ペルセ群は、毎年、期待を裏切らない流星群として知られているが、怪鳥さんの情報にあるように、今年は8月12日の朝6時頃に、流星物質が地球と接近すると予想されていた。この時間はすでに太陽が出ていて観測不能であるが、ひょっとして明け方に見られるかもしれないと思い、朝4時に起きて、アパートの階段、さらに散歩をしながら夜空を眺めた。 結果的には、4時34分頃に3等星級が1個見えただけ。4時46分頃には東の空が明るくなり、これはもう無理だと引き揚げた。 流星そのものは期待はずれであったが、この日は、この夏一番ではないかと思うほどよく晴れ、月齢25.3の細い月があるにもかかわらず、朝4時すぎには、オリオン座の四角形の中に6個の暗い星(三つ星と小三つ星を除く)、プレヤデス星団を10個、肉眼で眺めることができた。 なお、今年の極大は14時(天文年鑑による。怪鳥さんの情報では17時)ということなので、12日の夜にはまだチャンスがありそう。 奇怪なWindows Update このところ、自宅のパソコンを毎朝起動するたびに、Windows Updateの自動インストール通知が表示される。最初の3日くらい何も考えずに更新していたが、あまりにも頻度が多いことと、大学研究室のパソコンではそのような通知が無いので妙だと思って「詳細」を調べたところ、 Windows Media Player スクリプト コマンドの重要な更新 (KB828026)という、全く同じ通知が毎回届いていることが分かった。不思議なこともあるものだ。ちなみに、これは手動で「Windows Update」にアクセスした時にも、要更新項目としてチェックがかかる。何かウィルスでも拾ったのだろうか。あるいは、このパソコンだけにインストールされているDVDプレイヤーか、他の家族がうっかり紛れ込ませたウィルス?が更新を妨害しているのだろうか。どなたか情報をいただければ幸いです。 |
【思ったこと】 _40811(水)[言語]日本語“超”進化論 早起きしたおかげで、NHK教育の朝5時5分からの再放送「日本語“超”進化論」の一部を偶然視ることができた。 この回は第一回「おかしなコトバたちの氾濫」テーマであったが、和製英語、「若者ことば」ばかりでなく、そういう「コトバの乱れ」を主張する政治家が好む漢語にも、おかしなコトバが氾濫しているのが面白かった。番組で挙げられた事例は 今回の事態に対し遺憾の意を表しますとともに今後こうしたことが生じぬよう不退転の決意をもって鋭意専心努力して参る所存でございます。というもの。いっそのこと、こういうお詫び文は、次のように書き換えたほうが正確かもしれない。 今回の事態に対しは、自分は一切責任が無くお詫びする気はさらさらありませんが、世間の手前、遺憾の意だけは表しておきます。今後はこうしたことが生じぬよう、決意だけは不退転、具体的目標は一切挙げず、もっぱら、努力努力と叫ぶことで、批判の目を交わし参る所存でございます。 次に、膠着語である日本語における助詞の大切な役割を理解する事例として 私( )彼女( )馬( )乗る という短文の( )の助詞を入れ替えると、いろいろに意味が変わることが説明された。その中で面白かったの文「私で彼女は馬に乗る(=私を踏み台にして乗る)」、「私に彼女と馬が乗る」(=私の背中に彼女と馬が乗る)。もっとも、本多勝一の『日本語の作文技術』などでも指摘されたように、日本語をわかりやすくするためには語順はやはり大切。むしろ、語順についての教育が求められているように思える。 最後に、「若者ことば」に関しては ●ヤバめの イケメンを 逆ナンする という文例があった(←ただし、ここでは、「〜の 〜を 〜する」という構文には翻訳機能があり、不明語が入ってもなんとなく意味がわかるという事例の1つとして挙げられたものである)。 「イケメン」という言葉はよく聞くが、私は「イケナイことをしそうな面構えの男」という意味だと思っていたが、「イケるmen」という意味だったのね(※)。 この番組の2回目以降は13日、20日、27日のそれぞれ23時10分から再放送されるという。また、今回の分は9月5日の8時10分から、再々々放送があるらしい。録画予約しておくか。 [※8/12追記] イケメンの「メン」の語源は、「面」あるいは「men」どちらの説もあるようです。 |