じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
楷の木には、紅葉するタイプと黄葉するタイプがあり、その二本が並ぶ閑谷学校は特に有名。岡大構内では、農学部前(写真左)に紅葉、少し離れた大学本部近く(写真右)に黄葉するタイプが植えられている。このほか、少し遅れて、図書館前の二本の紅葉が始まる。 |
【ちょっと思ったこと】
まさかのミステリー番組のまさか 一日前の話題になるが、夕食時に「まさかのミステリー」という番組の一部を視た。 この番組は実話ではなく、「それが事実ならこんなことだってありうる」というフィクションで構成されている。少し前にも、「ハワイのホテルで窓の外を牛が飛んでいるのが見えた」などという話題が紹介されたが、これは実際には、ヘリコプターで牛を吊り上げて運んだことがある、という事実を大げさに取り上げただけだった。ま、そのあたりを割り引いて視る限りにおいては、結構面白い。 今回は、
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【思ったこと】 _41113(土)[一般]デュエットフォンと三者間同時通話 上記の番組の中で、受話器が2つ付いている公衆電話(緑色)が紹介されていた。かなり昔に設置された「デュエットフォン」と呼ばれる型で、2つの受話器と相手方の3人が同時に会話できる特徴がある。しかし、現在は新規には設置されておらず、国内数カ所に残っているだけ、ということだった。 このことでふと思ったのだが、電話というのは普通、相手と自分という二者間のコミュニケーションの道具。三者あるいはそれ以上で会話する公衆電話や携帯電話というのはあまり聞かない。なぜ普及しないのだろうか。 ところで三者で電話をする方法としては、次の2つのタイプがある。 1つは、上記のデュエットフォンや、従来型の親子電話を利用するものであり、3人のうち2人は場所に居ることが必要となる。最近の機種のことは知らないが、親子電話では、子機優先型(子機使用中は親機が使えない)とは別に、親機と子機の両方の声が入る設定もできたはずだ。相手方も同じ使い方をすれば、二軒の家の間で4人が同時に会話することが可能になるはずだ。 もう1つは、三者が別々の場所に居る場合。普通の電話回線でこれを実現するには例えば、
もっとも、そんな古典的な方法をとらなくても、多地点を同時回線で結ぶ電話会議のシステム自体はすでに企業で普及している模様。このほか、インターネットを利用した会議は、私の大学の情報センターの委員会でもすでに使われている。業務上の必要から行われる会議と、日常生活での三者間コミュニケーションとは、どうやら性質が異なるように見える。 日常場面で三者間同時通話があまり行われないのは、1つには、声だけでは3人のうち(参加者にとっては相手の2人のうち)誰が喋っているのか、顔が見えないと分かりにくくなるためではないかと思う。 また、しょせん、会話というのは二者間の共通のニーズに基づいて進められるもの、三者間の会話が必要となる頻度ははるかに少ないということにも原因があるのではないかと思われるが、確かなことはわからない。 |