じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 小淵沢・リゾナーレの雪景色(4月4日早朝撮影)。湿った雪が着雪して、見事な雪景色となった。


4月4日(月)

【ちょっと思ったこと】

『名電』とは何か

 車を運転しながら、ラジオで選抜高校野球の決勝の様子を聴いた。優勝した愛工大名電高校という名前は、イチロー選手の母校ということで以前から知っていたが、「名電」が何の略なのかは分からなかった。

 帰宅してから愛工大名電高校の公式サイト沿革を閲覧したところ、この高校の運営母体は「学校法人 名古屋電気学園」であり、愛知工業大学もその併設校となっていることが分かった。「1948 昭和23年 10月 ●名古屋電気中学校を名電中学校と改称。」というあたりで「名電」の呼称が使われ、現在の高校に関しては「1983 昭和58年 3月 ●名古屋電気高等学校を愛知工業大学名電高等学校に改称。」というのが直接の由来になっているようだ。ということで「名電」は略称ではなく正式名称、「名」は「名古屋」、「電」は「電気」に由来しているということが分かった。

 余談だが、過去の高校野球出場校の1つ「日本航空高校」についてもJALと何か関係があるのだろうかと調べてみたところ日本航空学園メインページがあった。JALとは全く関係がなさそうだ。(学)日本航空学園 73年のあゆみにあるとおり長い歴史のある学校であることが分かった。




『気悪いわ』と『ええんとちゃう?』

 同じく、車を運転中にラジオを聴いていたら、ちょうど京阪神地区を通過した頃に、「外国人に紹介したい大阪弁」という放送をやっていた。トップは、先日の大阪場所の優勝インタビューの際に朝青龍も使った「おおきに」でありこれは私も納得。

 少々変わった表現では「気(きぃ)悪いわ」と「ええんとちゃう?」があったが、どちらも、説明は難しい。ちょっとした抑揚の違いでも、意味内容が変わってくる。先日来、ライブドア絡みでラジオ・テレビとインターネットの関係が話題になっているが、大阪弁の微妙なニュアンスなどは文字情報だけでは到底表現しきれない(ラジオのネット配信なら別だが)。

 携帯電話による通信が、音声から文字・画像情報主体になっていくなかで、こういう人間味あふれた大阪弁はどう生き残っていくのだろうか。




わずか5日間の旅行で浦島太郎気分

 今回の旅行は、3月30日夕刻に岡山を出発し伊那で1泊、その後東京に滞在して、4月3日に富士霊園で墓参りを済ませてから小淵沢泊、4月4日に夕刻岡山に戻るという短い日程であった。しかし、夕刻に大学に行ってみると、すでに桜の開花も始まっており、事務職員の方も一部配置換えになっていて、わずか5日のうちに起こった変化の大きさに驚いた。

 この時期の5日間というのは、日数としては年末年始の休みほどには長くないが、正月に比べると、桜やチューリップの開花といった季節の変化、また、年度替わりによる配置換えや転勤で、職場でもアパートでも人の入れ替わりが激しく、短期間の旅行を挟むだけで浦島太郎の気分を味わうことができる。