じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
毎朝5時半頃に散歩をしている。冬ならば星空が眺められる時間帯であるが、この季節となるとすでに外は明るくなっており、全く別の景色が見られる。写真は、イネ科の雑草についた朝露のしずくとコマツヨイグサ。粒々に見えているのはすべて水滴。 |
【ちょっと思ったこと】
大型連休をふりかえる 大型連休は5月5日で終了し5月6日は平常授業が行われたものの、まだまだ連休モードから抜けきっていない。しかし5月9日からは7月末までは延々と平日モードが続く。 全くの個人的都合だけから言えば、4月29日から(実質→)5月8日までの連休というのは少々長すぎる。同じ日数の休みがもらえるのであれば、大型連休の代わりに
純粋に教育効果という点だけから考えると、4月上旬に授業を開始し、わずか2回ないし3回授業をやっただけで連休に入るというのは必ずしも望ましいとは言えない。新入生にとっては新しい生活に伴うストレス解消に効果的かもしれないが、2年次生以上にとっては、授業が軌道に乗り出したところで中断してしまい、あまりプラスにならないと思う。 岡大では1999年度より「8月第1週頃まで授業、それ以降9月いっぱいを夏期休業」とするという完全セメスター制が実施されているが、それ以前は9月の授業期間についても似たような問題があった。長期の夏期休業を隔てて9月に2〜3回の授業をやっても教育効果は上がらないというものである。これは完全セメスター制実施でずいぶんと改善された。 いっぽう、後期の場合は正月休みが2週間近く入るが、こちらはあまり弊害を感じない。1月上旬から2月上旬に4回分の授業が確保できるので、10月〜12月の11回程度との間のちょうどよい骨休みとなっている。 ところで、連休期間中と言っても、休みをとれない人も少なくない。先日来、尼崎の鉄道事故に関連して、当日の25日(月)に、JR西日本の6支社などの社員述べ185人がゴルフコンペや旅行、送別会などに参加していたことが取りざたされている。このニュースを聞いた当初、私は、平日にそういうことができるなんて随分お暇だなあと思ってしまったが、よく考えてみれば、輸送機関に働く人たちにとっては、土日祝日は仕事が最も忙しい時期。むしろ平日に休みをとる人のほうが多いということに気がついた。「事故直後にもかかわらず軽率であった」という批判が種々あるようだが、平日にレクレーションが予定されていたこと自体については、輸送機関という特殊な勤務形態を理解しておく必要がありそうだ。 |