じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] ブラシノキ（カリモステン）。2003年は6月1日、2004年は5月17日に写真を掲載しており、開花の時期がかなり変動している。その年の気温の影響を受けやすいのだろうか。


5月26日（木）
【ちょっと思ったこと】

FAXの誤送信に気をつけよう

　26日の朝、研究室に入ったところ、珍しくFAXが着信していた。しかし、その内容は、団体旅行の手配を頼むというような旅行代理店間の依頼文書であって、私には全く関係の無いものであった。

　その後、当事者に問い合わせのFAXを送ったところ、単純な番号押し間違いであったというお詫びの返事が戻ってきた。しかし、受信側のFAX番号と私の研究室のFAX番号は数字が２箇所も違っている。プッシュホンのボタンの位置から見ても、指がすべったとは考えにくい。送信者が過度の疲労または老眼で数字を読み間違えたのか、でなければ、送信者にとってはお気の毒だが、アルツハイマーの始まりではないかと推察される。

　それにしてもFAXの誤送信は恐ろしいものだ。声でやりとりする電話ならばすぐに間違いに気づくが、FAXで送信する場合は、ピーヒョロヒョロという無機質な音だけであり、誰に送っているのか、ちゃんと送られているのか、直ちには分からない（私のFAXでは、先方が登録済みであれば、名前が表示されるようになっているが）。ああいう依頼文に、クレジットカード番号や個人情報が含まれていた場合はどうするのだろうか。

　なお、今回送られてきたFAXは直ちにシュレッダーにかけて廃棄したので、外部に漏れることはない。関係者の方々はご安心ください。



地震で目が覚めるのか、目が覚めた時に地震が起こるのか

　5月27日の午前3時すぎにたまたま目が覚めたところ、窓の外でゴーッという風が吹くような音が聞こえてきた。おかしいなあ、嵐になるような天気ではなかったはずだと思っていたところ、数秒後にドーンという音とともに家具がグラグラと揺れた。

　さっそくテレビのスイッチをいれてみると徳島県北部を震源とするマグニチュード 4.9の地震が発生し、岡山市は震度２（岡山県南部は震度は３）であったことが分かった。昨日の日記読み日記でリンクした地震マップによれば、岡山県内を震源とする地震はきわめて稀であり、岡山で震度２や３の地震が記録されることは滅多にない。それだけにちょっとの揺れでも敏感になる。

　さて、ここで1つ疑問に思ったのは、今回の地震は、私が目が覚めてから起こったのか、それとも、地震で目が覚めたのかということであった。睡眠に関しては私はきわめて健康的であり、22時すぎに眠りに就いてからは翌朝までぐっすりと眠ってしまう。夜中の3時に目が覚めるなどということは滅多にないことである。おそらく、｢目が覚めたあとで窓の外でゴーッという風が吹くような音が聞こえてきた｣のではなく、｢窓の外でゴーッという風が吹くような音が聞こえ始めた時に目が覚めた｣のだろう。｢起きなさい、起きなさい、起きなさい｣と繰り返し声をかけられて目が覚めた場合も、起こされた人は｢起きなさい｣という１回の声で目が覚めたと錯覚してしまう。これと同じではないだろうか。

　余談だが、岡山の地震で目が覚める前、福岡市で温泉に入っている夢を見た。その温泉が警固（けご）断層の真上にあるということに気づき、地震が起きたらどうしようか、などと考えている内容であった。但し、寝る前に地震マップを眺めていたばかりだから、そういう夢を見ても不思議ではない。｢予知夢｣ではなく、そのあとで偶然に地震が起こったと考えるべきだろう。