じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
6月21日付けの日記書き日記に書いたように、6月22日は、月の南中高度が低いことによる過大視(17時2分・最南)、月と地球の距離が23日に最接近となることなどが重なって、18年ぶりの「デカイ満月」が出現するチャンスであったが、あいにくの曇り空で、月の出を眺めることはできなかった。21時50分頃、夕食後の散歩時に、雲の間からほんの少しだけ姿を現したが、大きい満月を実感することはできなかった。
なお、月の見かけの大きさ自体は6月23日のほうがさらに大きくなる。最接近の時刻21時と、月の出(東京で20時34分)がほぼ重なるので、天気がよければ、南東の空から、とてつもなく大きな丸い月が昇ってくるはずだ。 |
【ちょっと思ったこと】
明日からの天気が心配 岡山では6月23日未明にほんのちょっぴり雨が降り、早朝の散歩時にはまだ道路が濡れていた。しかし、気象庁の記録上は今のところ「降水量ゼロ」となっている。地表面をほんの少し湿らせた程度であり、地中まで水は染み込んでいないようだ。 実質「まだ梅雨入りしていない」という状態が続くなかで、植え付けた苗はもちろん、昨年来ずっと根を下ろしている多年草の一部にも萎れるものが出てきた。この時期に綺麗な花を咲かせるアジサイまですっかり生気を失い、ぐったりとした葉をつけていた。 山間部の棚田では十分に水が回らず、農家の人たちはポンプで水をくみ上げて必死に給水しているが、こういう天気があと10日も続くと生育は難しくなるとか。このほか、旭川の川底が見えてきたとか、桃畑でも水まきをするといった、ニュースが続いている。 さて、問題の天気のほうだが、週間予報を見て唖然とした。明日以降なっなんと、晴れマークの行進が続いているのである。こりゃあ困ったことになった。毎日は降らなくてもよいから、とにかく、ここでまとまった雨が欲しいところだ。 クレジットカード顧客情報の流出 各種報道によれば、日本のカード会社が「ビザ」と提携して発行したカードのうち、およそ6万3000件の顧客情報がアメリカで流出した恐れがあり、6842件については偽造カードを作るのに必要なデータも流出した可能性があるという。また、このうちの658件については、実際に偽造カードが作られ使われており、不正使用額だけで約9000万円、被害はさらに拡大する恐れがあるという。 この被害は、米国内でカードを使用したか、ネット取引を行った会員に限られるということで我が家では大丈夫だろうと思っていたが、よく考えたら、昨年8月には米国内の空港で何回かカードを使っていたことがあった。また、国際学会の会費や国際会議の参加費の払い込みにもカードを使っている。念のため、カード会社に問い合わせてみることにしよう。しかし、もし流出対象に含まれていた場合、一時的に使用停止となったり、引き落とし契約をしている別会社にも手続をする必要があるなど、けっこう、面倒なことになりそう。 ところで、テレビのニュースでは、ビザインターナショナルのダニエル・リンツ広報部長が流暢な日本語で、記者会見にのぞんでいた。「658口座におけるの使用に相当します。」というところで「の」が入ってしまった誤り以外は、文法的にもミスは無く、十分に通じる。外国企業の日本事務所関係者の中には、通訳を立てて英語で喋りまくる人も多いが、お客様が日本人である以上、とにかく日本語で分かりやすく説明する心がけが大切だ。事件そのものは重大だが、記者会見を日本語で行った点は、高く評価できる。 交流戦明けのプロ野球 プロ野球交流戦が終了し6月21日よりリーグ戦が再開されたが、気になるのが観客動員数の少なさである。21日の各球場の動員数は
この傾向は翌22日も続いており
そのほか、新聞記事を見ていて思ったことをいくつか。 まず、パ・リーグの順位表ではだいぶ前からロッテに「3位確保マジック」が点灯しており、22日時点で50となっている。パ・リーグがプレーオフ制度をとっていることは知っているが、このマジックはどうやって計算できるのだろうか。というか、3位以内確保というなら、ロッテと1.5ゲーム差で2位につけているソフトバンクにもマジックが点灯してよいのではないだろうか。 次にセリーグだが、阪神が中日に2連勝して貯金11、以下、横浜と中日が貯金3、ヤクルトが貯金2、巨人が借金7、広島が借金13となっている。交流戦が行われたため、「貯金」と「借金」はゼロ和にはならず、今年の場合はセリーグトータルで借金1となっている。結果的には、リーグ間でほぼ五分五分の勝利となり、貯金インフレにはならずに済んだようだ。 それにしても、横浜が2位浮上というのは驚きだ。しかし、その割に、観客動員数が少ないのが気になる。セ・リーグ人気は阪神タイガースファンに頼るしか無くなってきたのだろうか。 |