じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
毎年この場所で花を咲かせているパイナップル百合(パイナップル・リリー/ユーコミス/Eucomis)。2001年7月15日の日記記載からみて、今年が植え付けから6年目。 |
【ちょっと思ったこと】
東京や大阪でスペースシャトルが見えない理由 昨日の日記で、倉敷科学センターの特設ページを紹介した。 打ち上げ直後の情報が未確定にもかかわらずどうして予報ができるのかと思ったが、よく読むと、これは、じつは、ドッキングする予定の国際宇宙ステーション(ISS)の予報であったようだ。なるほど、スペースシャトルがどのように飛行計画を変更しようとも、ISSとドッキングする限りにおいてはISSの航路に合わせなければならない。合理的な予想である。また、もし、ISSへの接近もしくは、離合の直後であれば、明け方の空に2つの明るい光点が並んで飛ぶ様子が見られるはず。こちらのほうが期待が大きい。 ところで、上記のリンク先にも記されているように、日本でスペースシャトルが見えるのは現時点では、神戸以西、かつ8月7日の4時55分〜5時頃であると予報されている。大阪以東でなぜ見えないのかと疑問であったが、7月28日の朝4時50分頃に空を眺めたところでその理由が分かった。要するに、東に行くほど日の出時刻が早く、空が明るくなってしまっているために見えなくなるのである。ということで、今回は、日の出時刻の遅い西の地域ほど観測条件が良くなる。なお、沖縄地方では8月5日の午前5時34〜35分頃にもISSが観測できるようだ。沖縄以外ではこの時間はすでに太陽が昇っており観測は不可能。 |
【思ったこと】 _50727(水)[旅行]富士登山で思ったこと(4)関西方面から登山する場合の問題点 昨日の日記の続きで、この連載の最終回。 さて、今回は山小屋を利用した1泊2日の登山であった。出発前は、山小屋に泊まるのだから、ゆっくりでかければいいと考えていたが、いざ時刻表を見るとそう簡単にいかないことが分かった。 まずは、新幹線の便の少なさである。「のぞみ」を使って岡山から東京まで出かけるのはずいぶん便利になったのだが、富士登山の最寄り駅である新富士、三島に止まる電車というのは思ったより少ないことに気づいた。たぶん一番早く着くルートというのは、6時03分岡山発の「ひかり」で三島駅9時29分着。9時45分バス発で、富士宮五合目11時50分着。 私が利用したのは、たぶん二番目に早いと思われるルートであり、これは6時42分岡山発で名古屋乗り換えで新富士10時09分着。10時半バス発で、五合目に12時45分着となる。このルートの場合、13時から登り始めれば、ゆっくり歩いても何とか八合目以上の小屋に宿泊できるはずだ。 しかし、それにしても、JRの最寄り駅から五合目までのバスはなんでこんなに時間がかかるのだろう。新富士発五合目行きの場合など片道2時間15分も乗らなければならないのだが、実は、JR静岡駅発、富士宮口五合目行きのバスのほうが所要時間2時間で短い。要するに新富士発富士宮口五合目行きのバスというのは、所要時間2時間25分の新宿西口発河口湖五合目行きのバスと同じくらいの時間をかけて運行しているのである。 新富士発のバスがこんなにも時間がかかる理由はどうやら2つあるようだ。1つは、新富士駅や途中で止まるJR富士宮駅周辺の道路の混雑ぶりである。交差点での信号2回待ちはザラ。通勤時間帯でもないのにこんなに混んでいるとは思わなかった。 もう1つの理由は、途中の「湧玉の池」ともう1カ所で10分間の休憩をとることである。これで20分も余計に時間がかかってしまう。 ということもあり、山小屋を利用せずに日中登山を計画する場合には、夜行バス(あるいは夜行列車)利用、もしくは、富士宮あたりの格安ビジネスホテルに泊まって、翌日朝一番のバスで五合目に向かうほかは無いように思われる。 ところで、今回はあまり深く考えずに岡山〜新富士間の片道乗車券を別々に買ってしまったが、じつは、岡山〜三島の往復乗車券を買ったほうが安くなることに後で気づいた。というのは片道では
なお、岡山駅から静岡駅乗り換えで富士宮駅まで行く場合も、単純に往復すると、距離:597.4kmでわずかに600kmに足りない。出発地あるいは目的地を少し変えて600km以上の区間で往復券を購入したほうがお得となる。 |