じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【イランで見つけた意外なモノ(2)】
テヘラン郊外のおもちゃ屋でみつけたシュレック。イランは反米感情が高い国であると思われがちであるが、このシュレックのほか、清涼飲料水のライセンス製造など、それなりに米国の影響を感じさせる商品を見かけることがあった。シュレックと言えばフィオーナ姫のことが気になる。イランではチャドールをかぶっているのだろうか。 なお、シュレックの左肩につり下げてあるおもちゃは「MADE IN CHINA」と記されている。今回の旅行では、1999年旅行時と全く同じイラン航空「成田→北京→テヘラン」便を利用したが、当時に比べると、北京からテヘランまでの搭乗者が急増しており、北京から中国製の電気製品やおもちゃを運ぶイラン人が増えていることに気づいた。イランで見かけた日本製品としては、ホンダのバイクのほか、トヨタや日産やマツダの自動車など、それも一部に限られていた。自動車は韓国製が人気のように見えた。 |
【ちょっと思ったこと】
台風11号その後 デジタル台風経由の情報によれば、8月21日から22日朝にかけて中心気圧930ヘクトパスカルまで発達した台風11号は、その後、中心気圧950ヘクトパスカルまでやや弱まり、紀伊半島方面を直撃するコースを辿ろうとしている。米軍の予想は、昨日までの「伊勢湾台風酷似コース」よりやや西寄りとなっており、このままでは大阪方面が直撃される恐れが出てきた。 強い風さえ吹かなければ、水不足気味の四国にとってはかえって恵みの雨になるかもしれない。今後の動きに注目する必要がある。 |
【思ったこと】 _50822(月)[心理]日本心理学会69回大会の見どころ 9月10日〜12日に開催される日本心理学会第69回大会のプログラムが送られてきた。私がこの大会に参加したのは、学部3回生の37回大会が最初。あれから32年も経過してしまった。 以前にもこの日記に書いたことがあるが、私は、口答発表やポスター発表のようなものは、大学院生の練習の場としては意義を認めるものの、研究活動の情報交換の場としては時代遅れであると思っている。そういうものは発表内容をネット上で公開し、付設掲示板で質疑を行えば十分である。 それに代わって重要度が増してくるのが、シンポ、小講演、ワークショップなどの企画である。もちろんこれらも、ネット上でディスカッションできる内容ではあるが、やはり、生身の人間が一堂に会して議論をすることにはそれなりの意義がある。ということもあるので、今回も主として、それらの企画のほうに参加していきたいと思っている。 ざっと見渡して興味を持ったのは以下の通り。
今回の大会では、「血液型と性格」関連の企画が2題予定されているようだ。いずれも大村政男教授が中心となって企画されたものである。「血液型論争界」では近年、「大村氏は変節した」との風評が広まっているようだが真相はどうなのだろうか。もっとも9月10日午後の企画に関しては、私は、近年「心理学の新しいかたち」などとの関連で注目されている社会構成主義のほうに強い関心がある。血液型に関してはWS30のほうに出れば十分かなあと考えているところだ。安藤寿康氏には、先日の日本理論心理学会の際にも、この話題について少々お話を伺ったところでもある。また、心理学ではネット界きっての論客として定評のある渡邊氏が登壇される点でも大いに期待できる。 「血液型と性格」の話題が2題も並んだせいだろうか、それとも、こちら(PDF形式)に紀要論文を掲載したせいだろうか、血液型喧伝で悪名高い某番組担当者(と名乗る方)から22日、お電話をいただいた。しかし、私の態度ははっきりしていた。
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