じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
農学部の空き地に一輪だけ咲く、孤独なヒマワリ。この場所では8月頃まで何株かのヒマワリが咲いていたので、おそらくその種がこぼれ、残暑の中で次の世代として育ったものではないかと思われる。
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【ちょっと思ったこと】
6社競合でも便利にならないバス乗り場 夕食時に視たローカル番組で、岡山駅東口のバス乗り場が不便であると伝えられていた。 その1つは乗り場が分かりにくいこと。地元に住む私でも、何番乗り場から乗れば岡大方面に行かれるのかということがさっぱり分からない。例えば「岡大入口(岡山大学筋)」までバスで行こうとした時には、岡電バスで行く方法と中鉄バスで行く方法があり、夜遅い時には本数が減るので、早く来たほうの会社のバスに乗ろうとするのだが、両社の乗り場は200メートル以上離れていて、バスが見えてから乗り場を移動するのは殆ど不可能である。 このほか、番組では、同じ場所のバス停なのに、その名称が会社によって異なるという事例も紹介された。 ちなみに、岡山駅に乗り入れるバス会社は、備北バス、宇野自動車、岡山電気軌道(岡電バス)、下津井電鉄、中鉄バス、両備バスの6社に及ぶという(他に、東京方面などへの高速バスもあり)。東口のバス・ターミナルにはひっきりなしに各社のバスが乗り入れ、時には歩道から離れた場所で乗客を降ろすこともあるという。岡山国体ニュースサイトというところでも種々の問題点が指摘されている。そこにも記されているように、ターミナルが現在の形になったのは1999年。当時の路線バスは競争が規制されていたため路線の多くは一社単独運行であったが、2002年の規制緩和で競合路線が増え、乗り場がバス事業者別に設置されていたため分かりにくくなってしまったようだ。単純に競争原理を導入しただけでは、かならずしも便利にはならないという一例か。 なお、岡山駅から岡山大学(津島キャンパス)に向かうためのバス案内はこちらに記されているが、これらの案内は、「こういう行き方もあります」という可能性を羅列しただけであって、いったいどうすれば一番早く行かれるのかがさっぱり分からない。岡大で学会年次大会を主催する時なども、この案内文にリンクしてよいものかどうか迷ってしまう。 ではどうすればよいのか。
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