じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] [今日の写真] 昨日の胡蝶蘭に続いて、いま我が家で咲いている洋蘭の花2種を掲載。写真左はミニカトレアの一種ではないかと思うが品種は不明(2003年2月7日の日記に「ソフロニティス・アリゾナ」の写真があるが、花の付き方が異なるように見える。なお、左側の赤い花は洋蘭ではなくグロキシニア)。
写真右は、ブラッシアの仲間。品種によっては「スパイダー・オーキッド」とか「サマーズ ドリーム」と呼ばれることもある。

 洋蘭のほかサボテン・多肉植物類も育てているが、洋蘭のほうは管理が難しい半面、一度花が咲くと2週間くらいは十分に楽しめる。サボテン類は場所さえ選べば、1カ月に一度水をやる程度でよく手間は殆どかからない半面、花が咲くのは一年に一度、しかも1〜3日程度の、はかない花が多い。

 園芸療法の対象としては蘭のほうが関わりが多くて面白い。サボテン類は、単身アパート暮らしで仕事が忙しい人に向いている。



10月9日(日)

【ちょっと思ったこと】

岡山市長選挙終わる

 岡山市長選挙の投票が9日に行われ、即日開票の結果
  • 高谷茂男氏 当 95,635
  • 熊代昭彦氏   68,940
  • 高井崇志氏   58,165
となり、高谷氏の当選が決まった。

 高谷氏と言えば、私の日記でも というように2回も取り上げさせていただいたことがある。政界や行政はいろいろとしがらみが多いが、高谷氏の抜群の行動力がどこまで発揮されるか、市役所幹部に一人三役主義の働きをさせることができるか、これからのご活躍が期待される。

 対立候補の熊代氏は、各種報道で「郵政民営化関連法案に反対し、「刺客」として立った前市長に譲る形で国政からくら替えした」と形容されているように、衆院選で勝てなくなったのでやむなく鞍替えしたという印象が強かった。また、高井氏は、知名度が低いことに加えて、2年後の参院選における民主党予定候補という印象が強かった。

 各候補者の紹介記事や演説(←あくまで、大学周辺で聞こえてきた演説で聞き取れた範囲だが)で気になったことをいくつか。

 まず「中国四州の州都をめざす」とか「日本一の国際医療福祉都市岡山を創る」といった公約を掲げている候補がいたようだが、別に「州都」や「日本一」を目指さなくてもよいと思う。岡山というと何かと広島に対抗意識を燃やし、中国地方のトップになろうと頑張る人がいるが、地理的、経済的にみて、いくらなんでも岡山市が広島市を超えられるとは思えない。岡山市という地域の特性を活かして、可能性のある部分で結果的にトップになればそれでよいと思う。これは、岡山大と広島大の比較においても同様。どう頑張ったって総合力で岡山大が広島大に勝てるはずはないが、岡山大のほうが優れている面も多々ある。それらを伸ばしていけばよい。

 もう1つ、「(市長任期の)4年間ですべてやろうとしても無理、10年後を見据えた長期ビジョンが必要」というようなことを演説している候補者がおられた。これは、他の2候補に比べて自分は若いということを暗にアピールしているようにも見えたが、「4年間ではできない」などと言われると期待感が減る。また、このロジックを一般化しすぎると、「60歳台後半の候補者は首長としては不適」ということになりかねない。支援政党の別の候補者が高齢だった時にはどうするのだろうか。