じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
10月7日の日記に大学構内・自転車置き場周辺に生息する野良猫(地域猫?)の写真を掲載した。「餌やり・世話禁止令」が出されたあと猫たちは自転車置き場から姿を消したが、その後も、構内の空き地で元気に戯れている様子を見かける。
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【ちょっと思ったこと】
自民党のマドンナ3議員の英語力 10月14日朝の「とくダネ!」(フジTV系)で「英語講演…マドンナ議員実力は」という話題が取り上げられた。先の衆院選で初当選した自民党マドンナ議員3氏が、外国人記者クラブで、通訳無し、オール英語で会見に応じたという内容であった。出勤時刻よりあとの番組ではあるが、どんな喋り方をされるのかぜひとも拝聴したいと思い、DVD録画した。 登場されたのは、
三者三様の喋り方であったが、デーブ・スペクター(Dave Spector)氏による、英語スピーキング力評価は、「佐藤ゆかり氏95点、猪口邦子氏90点、片山さつき氏80点」であった。 佐藤ゆかり氏は他2氏と違ってメモに頼らずに発言。日本語より英語で喋るほうが上手ではないかと皮肉られるほどであった。 猪口邦子氏のことは2005年3月5日と6日の日記で取り上げたことがある。デーブ・スペクター氏の採点では佐藤ゆかり氏より5点低かったが、書き言葉や、交渉を成立させるように話題を展開させるなどの総合的な英語力ではダントツではないかと思う。 もうお一方の片山さつき氏は、ご経歴を拝見する限りではフランス語のほうが堪能ではないかと拝察されるが、よく分からない。 会見では、3氏を含む自民党新人議員が「小泉チルドレン」とか「刺客」と呼ばれることについても感想が求められていたが、3氏としては「小泉パートナー」と呼ばれることを望んでおられるようだ。また猪口氏は、小泉総裁が26人もの女性議員を国会に送り込んだことを高く評価しておられた。 猪口氏の発言中、「労働流動性」に相当する英語表現が浮かばないという一幕があった。しかし、横の席から直ちに「リクイディティー(liquidity)」だよという助け船が出る(佐藤ゆかり氏、片山さつき氏のどちらから助け船が出たのかは確認できなかった)。このあたりは語彙力さすがという感じ。 選挙中から話題の多かった3議員ではあるが、いわゆる「タレント」議員や、最近話題の「棚ぼた当選」議員とはゼンゼン違う論客であり、即戦力でもある。女性であることや高学歴であることに対する偏見を打ち破り、それぞれの持ち味を生かしてご活躍されることを期待したい。 |