じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
チェリーセージ。英名は「baby salvia」。丈夫で放っておいてもどんどん育つ。
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【ちょっと思ったこと】
やっぱり後期のほうが楽 今年度は前期も後期も、月曜から金曜まで毎日授業を担当しており息つく暇が無いが、前期に比べるとかなり楽であるということを実感しつつある。 第一の理由は、後期のほうが祝日による休みが多いということ。前期は5月の連休で集中的に休んだあとは、海の日を除き8月上旬まで一切休日が無い。 第二の理由は、前期に比べると過ごしやすい気候であること。前期は梅雨空の鬱陶しい天気が続いたかと思えば、その後には寝苦しい熱帯夜の猛暑がやってくる。 第三の理由、これは、長い冬休みがあるということだ。昨日の授業の時にも学生に伝えたことであるが、今年度後期の木曜日の授業は、12月15日で年内終了。年明けは1月12日から再開であり、なんと1カ月近く間が空いてしまう。今年度は、金曜日が休みになることが多いため(大学祭準備日と、センター試験前日)、12月22日(木)を金曜日の授業を行う日と定めていることも長期間あいだを開ける一因となっている。 15回の授業を効率的に進めるという点から言うと、こういうブランクはメリット、デメリット両面がある。メリットは、演習・実習科目などで、冬休みの課題に取り組ませることができるという点である。いっぽう、講義科目では、年明け後までに授業内容をすっかり忘れてしまう学生も居ることから、デメリットのほうが大きい。何年か前にはクォーター制導入の議論が活発に行われていた時があったが、冬休みを有効に活用できないのであれば、セメスター制よりクォーター制のほうが教育効果が高いと言えるかもしれない。 火星の大接近 10月30日に火星が6942万キロ(視直径20”16)まで接近する。この前後にはマイナス2.3等の明るさで真夜中の空に輝く。 前回2003年の大接近時の85%の大きさであると言われるが、日本ではむしろ前回より明るく見えているように思う。理由は、今回のほうが、空の高いところに輝いているためである(前回は、南半球で見たほうが高い位置にあった)。 2003年と2005年に大接近していることから、阪神セリーグ優勝と火星大接近の関係が論じられる可能性もあるが(9月15日の日記書き日記参照)、もしそれが当たっていると、阪神の次回優勝は2018年ということになる。 なお、ネットで検索したところ、横浜こども科学館のサイトの中に、紀元前4711年〜紀元4999年までの火星接近表(年代順)というコンテンツがあった。ここでは、それぞれの最接近の時刻が秒単位まで計算されている(世界時)。但しこれは、力学時によるもの。実際には「うるう秒」の調整があるので1分程度ずれている。 |