じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
16時から全学の委員会があり、旧教養部(一般教育棟)構内へ。桜の紅葉が見事だった。同じ場所で桜が咲いている時の様子はこんな感じ
写真右は、会議が行われた建物の4階トイレの窓から写した旧・教養部(一般教育棟)中庭。途中に民家を挟んでいるものの、後ろの半田山を含めてすべてが岡山大学構内である。市街地にある大学の中でこれだけスケールの大きな(※)キャンパスを有する大学は全国でも珍しい。 ※最初「広大な岡大キャンパス」と書こうと思ったが、「広大」=「広島大学」という意味に取られかねないので「スケールの大きな」と言い換えた。 |
【ちょっと思ったこと】
日本列島で世界地図を作る 11月7日の朝日新聞に、妙な形の世界地図が描かれた全面広告があった。広告主は東京国際大学であり、地図には「日本を世界にする大学です。」とのキャッチフレーズがあった。 何が妙な世界地図かと言えば、大陸や主な島がすべて日本列島の島々で構成されているのである。版権の問題があるので、ここでは、こちらの白地図を利用して、広告とほぼ同じ配置の世界地図を再現してみた。 この配置では、何と、九州島がユーラシア大陸、本州島が南北アメリカ大陸、北海道がアフリカ大陸になっているという点だ。元の広告の図とはちょっと違っているが、九州島をユーラシア大陸に見立てた場合は、日本列島はちょうど甑島列島のようになる。このほか広告の元の図では、アイルランドは屋久島、グリーンランド(もしくはバフィン島)は淡路島、インドネシアは北方領土や隠岐の島が使われているようであった。個人的な見方を言えば、対馬をニュージーランドに、択捉島をキューバに、淡路島をマダガスカルあたりに見立てても良かったのではないかと思った。 本州島を南北アメリカ大陸にあてはまるというのはかなり無理の発想だが、この場合、ちょうど東京の位置がニューヨークに重なることになる。岡山県はボリビアあたりか。 今回の全面広告とは異なった配置を検索したところ、発想の事典[日本列島は世界のヒナ型か]というのが見つかった。こちらの図では、九州はアフリカ大陸、北海道が南北アメリカ大陸になっている。ちなみに、そこに描かれている日本列島は世界地図を変形したものとなっている。 どちらの配置も発想転換のための思考訓練としてはなかなか面白い。もっとも、どちらでも、これだけは動かせない部分がある。それは「オーストラリア大陸=四国島」という類似性だ。 ※5月29日の日記で、「ミンダナオ島と小豆島の類似性」、「フランスと岡山県の類似性」、「ラオスと島根県の類似性」について取り上げたことがあった。 |