じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
大学構内で見かけたカリン(花梨)の実。この時期になると黄色に色づき、ゴツゴツした球体は、イトカワなどの小惑星群を連想させる。
なお、カリンとよく似た果実にマルメロがある。こちらにその違いが解説されているが、写真の樹木がどちらにあたるのかは確認できていない。 |
【ちょっと思ったこと】
しし座流星群1個目撃 今年の「しし座流星群」は、極大時(11月17日23時)が満月の翌日にあたっており最悪と言われているほか、ダスト・トレイルによる活発な出現の予想も出されていないそうだ。 11月18日の朝5時半〜6時頃の散歩時には、満月の右下、ペルセウス座の辺りを上から下に流れる星を1個だけ目撃した。晴れていれば、明日の朝にも1〜2個程度は目撃できるかもしれない。 食いちぎり容疑のネコ、釈放 10月8日、「埼玉の特別養護老人ホームで就寝中の認知症の女性(88)が施設内に住み着いていた猫に右足の指すべてを食いちぎられていたことがわかった」というニュースが伝えられたことがあったが、その後、異論が続出、県動物指導センターに引き取られていた野良猫は、県内の愛猫家に引き取られたという。 この事件については、10月22日の日記書き日記でも、「例えば、指はネズミにかじられ、そのネズミを猫が捕まえたという解釈も成り立つのではないでしょうか。」と書いたことがある。このほか「「猫の犬歯は左右2本しかなく、100回以上ゴリゴリかまないと人の骨をかみ切れない」といった動物保護団の野田静枝代表理事の見解もある。ネコに足指をかみ切る力があったとしても、極限の飢餓状態にでも無い限りはそういう行動に出ることは考えにくい。 もともと警察当局は「当該のネコが犯人である」とは断定していなかった。一部の伝聞がマスコミを通じて一人歩きしていたものと考えられるが、とにかく、ネコのえん罪が晴れてよかった。 生協の一言カード 11月19日の朝日新聞で「生協はお悩み広場」という記事があった。ネット界ではすでに知られている「生協の白石さん」(東京農工大)のほか、金沢大の「谷口さん」の活躍ぶりが紹介されていた。 私の記憶では、この一言カードは、私の出身大学では、1970年代後半からすでに導入されていた。当初は、「キャベツの中に青虫が入っていた」といった苦情が大半を占めていたが、意見と回答が出入口付近に掲示されていたことと、店長が懇切丁寧に回答することから、次第に、生協への要望と全く関係の無い投書が一定の比率を占めるようになる。読者のウケを狙った投書もチラホラ出現するようになった。あれから30年経って、いまなお一言カードが話題になるということは、大学生に、時代を超えた普遍的なニーズがあることの証拠になる。 いずれにせよ、一言カード現象は、「今どきの大学生」特有の現象ではなく、かれこれ30年以上続いている伝統である。今頃になって注目されたのは、Web日記、Webログなどを通じて、話題が瞬時に広がりやすくなったためであろう。 |