じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] [今日の写真] 夕日を浴びるケヤキと、月齢5.7の月（写真左、12月7日撮影）。写真右は12月3日撮影。場所にもよるが、今年はケヤキの黄葉が美しかった。特に夕日に照らされた時の黄金の輝きが素晴らしい。



12月7日（水）
【ちょっと思ったこと】

新聞広告の掲載責任

　12月8日朝のNHK｢おはよう日本｣によれば、患者の体験談をねつ造した“健康食品"本を出版した東京の出版社が摘発された事件で、警視庁は広告を掲載した全国の40紙の新聞社に広告の厳正な審査を要請した。これらの本の広告は新聞にたびたび掲載されており、新聞に掲載された本の広告を見てアガリクスを買ったという被害者が多いことがわかりました。新聞社には、あわせて6億円余りの広告費が支払われていたという。

　この問題については、7月19日の日記でも取り上げたことがある。広告収入を目当てに不確かな商品の広告を掲載する新聞社の社会的責任も問われるべきだろうが、そういう内容をあっさり信じてしまう消費者側ももっとクリティカルな目を養うべきであろう。もっとも、癌患者やその家族にとっては、ダメでもともと、有害で無い限りはあらゆる可能性に賭けてみたいという気持ちが強いのだろう。そういう心理につけこんで言葉巧みに商品を売りつけるのはやはり悪徳商法と言わざるを得ない。

　ちなみに、12月8日の朝日新聞朝刊（岡山版）では
  • 化粧品会社の全面広告
  • 好物資源開発会社の全面広告→何を広告したいのか、イマイチ不明
  • 健康器具の全面広告
  • 外資系生命保険会社の半面広告
  • パソコン直販会社の全面広告
  • 外資系保険会社の色刷り全面広告
  • 銀行の円定期預金（4年満期特約付き10年満期で年利1.3％）
  • 証券会社の色刷り全面広告（個人向け国債、年0.68％など）
  • ネット系銀行の全面広告（外貨預金、為替コスト1ドルあたり片道10銭）
  • ネット系銀行の全面広告（期間延長特約付き、1.25％）
  • 生命保険会社の全面広告
  • 通販会社の全面広告
  • 松下電器産業の石油温風機不具合関連のお詫び・お知らせ全面広告
  • デジタルピアノの色刷り半面広告
  • 信託銀行会社の半面広告（投資信託と定期預金をセットで申し込むと、スーパー定期が年利4％）
など、やたらと広告紙面が多いことが気になった。円安で株高のご時世、今頃から外貨預金や投資信託を始めてもリスクが大きいのではないかと思われるが、このあたりのことは、広告を見て申し込んだ人の自己責任と言わざるを得ない。





年内の授業はあと2回ずつ

　12月に入り、ますます慌ただしくなってきた。もっとも、年内の授業のほうは、各曜日ともあと2回ずつとなっている。ちなみに、今年は金曜日に休日・休講日が多いため、12月22日（木）は金曜日の時間割を組むことになっている。前にもこの日記に書いたが、前期に比べると後期は祝日、大学祭、冬休みなどがあり、適度に休養がとれる。それと、酷暑でクタクタになることもない。担当授業数は相変わらず多いが、前期ほどにはくたびれない。