じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
真冬のラベンダー。大学構内にはラベンダーが何種か植えられているが(←じつは、私がこっそり植えたものばかり)、四季咲き種は、この時期から正月頃に向けてよく花をつける。それはそれでよいのだが、季節感がイマイチ出てこない。 |
【ちょっと思ったこと】
年賀状交換は今回もネットで そろそろ年賀状作成の季節となってきたが、私は例によって2006年・新年を祝うご挨拶のページを開設。紙媒体の年賀状は、こちらから差し出すのは5枚以下、あとは、送られてきた賀状に限って返事を出すという方針を貫きたいと思っている。 毎年のことであるが、私自身はお正月に岡山に居ないので、私のところに年賀状を送られてきても、1月5日過ぎでなければ手にとることはできない。今年の場合は、海外トレッキングなどの予定は無いが、妻の実家に帰省しているので、やはり5日すぎになってしまう。 今回はYahoo!グリーティングに景品がつくというので、こちらから差し出す時にはこれを使おうかと思っている。もっとも、私は音楽を聴かないのでiPodには興味なし、アイスクリームは体脂肪を増やすので敬遠、プレイステーションで遊ぶヒマはなし、ソウルの都市観光に行くぐらいならハンラ山に登るほうがよい、日産マーチをもらっても車庫が無いということで、賞品にはあまり興味が無い。以前は「お年玉付き電子年賀状(デングリ)」というのもあったが、今年は開設するという話を聞かない。会社の都合もあるのだろう。 |
【思ったこと】 _51211(日)[教育]大学コンソーシアム岡山の船出(1)東京大学の改革と岡山に期待すること 日曜日の午後、 ●岡山経済同友会「教育フォーラム」:大学コンソーシアム岡山の船出〜産学官連携による大学改革〜 が岡山大学創立五十周年記念館で開催された。 フォーラムでは、まず、竹原・東京大学副理事による「東京大学の改革と岡山に期待すること」という基調講演が行われ、ついで、千葉・岡山大学長、赤木・加計学園専務理事、島津・岡山県副知事、永島・岡山経済同友会代表幹事をパネリストとする「産学官連携による大学改革」というパネルディスカッションが行われた(コーディネーターは、前・岡山大学副学長で、現・中国学園大学副学長の松畑氏)。 基調講演で竹原氏はまず、日本の技術力がきわめて高いレベルにあるということを、「セメント生産のエネルギー消費」、「火力発電所からの硫黄酸化物排出量の比較」、車のエンジンの効率性」などのグラフを事例として指摘された。これは、要するに、東大で行っているTLO戦略というのが、大学の利益追求のためではなく、技術立国日本を維持するために不可欠であるということを主張されたかったためであろう。ま、それはそれとして、東大の産学連携体制というのはスゴイ。ひたすら感心してしまった。 もっとも、産学連携というのは、最終的には、マーケッティング調査→出願→ライセンスというプロセスで売り出していかなければ成り立たない事業である。この観点だけで研究を評価してしまうと、金にならない文系の研究は隅に追いやられてしまう。やはり、分野に限って適用していったほうがよいのではないかという気がしてくる。 余談だが、今回の講演者の竹原氏は、岡大の法文学部経済学科(←当時の名称)をご卒業後、某就職情報会社に入り、要職を務められたのちに、昨年4月から東大・副理事に就任されたという。この某就職情報会社には私も、学部卒業時点で採用される可能性があった。けっきょく大学院に進学してしまった次第だが、もしその時点で就職していれば、竹原氏より一年先輩という立場にあったことになる。そうなると、有能な竹原氏にあっという間に追い越され、部下として仕えていたかもしれない。人生はどこでどうなるかワカランものだ。 次回に続く。 |