じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]

 10月8日朝、西の空に沈む満月。
 昨日の日記で、10月6日の23時には月と地球の距離が最近(33’26”)となること、最遠(直近では10月19日の29’26”)よりは1割以上大きめに見えたはずであると書いた。しかし、明るさという点では、満月となる翌日のほうがいくぶん明るくなる(満月の瞬間は10月7日12時13分)。天文年鑑によれば、10月7日と8日の月の明るさはマイナス13等級。空気も澄んでいるので、2晩に渡って最大レベルに明るい月を眺めることができそうだ。

 余談だがアストロアーツのニュースによれば、脈動変光星として知られるオリオン座のベテルギウスが、9月から急激に暗くなり、10月3日現在ではおよそ1.2等にまで減光しているという。1等星以下まで暗くなるのは珍しい。明け方の暗いうちに眺めておくか。


10月7日(土)

【思ったこと】
_61007(土)[一般]倉敷美観地区とスイスの落書き

 岡山地区のローカルニュースによれば、10月5日午前7時ごろ、倉敷市中央の大原美術館など美観地区の建物にスプレーで落書きされているのを宿直の同美術館職員が発見、倉敷署に通報した。同署は器物損壊の疑いで調べているという(山陽新聞記事参照)。

 公共物や民家の壁などへの落書きについては、この日記でも など、何度も取り上げているが、まことにケシカラン話だ。防犯カメラや張り込みなどによって犯人をことごとく捕まえ、刑務所の塀をいったん落書きで塗りつぶし、その後すべて洗い落とすという特殊作業つき懲役刑に処すれば少しは犯罪が減るのではないかと思う。

 ところでこの落書きだが、日本国内ばかりの現象ではない。私が旅行した範囲で言えば、オーストラリア中国・ウルムチイランなどでも見かけた。

 今年の夏に訪れたスイス・アルプス(フランス・シャモニーを含む)でも、観光地各所で見かけた。とりわけ見苦しく感じたのはベルン・旧市街の落書きであった。これを機会に、アルバムサイトに追加。世界遺産を傷つけるとは全くケシカラン話。