じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
第1回 おかやまラーメン博の会場の様子(←リンク先のコンテンツは、イベント終了後すみやかに削除されるかも)。。右上の円内は、私が食べたラーメン。



10月21日(土)

【ちょっと思ったこと】

おかやまラーメン博の行列の不思議
 第1回 おかやまラーメン博なるものが、近くの岡山県総合グラウンドで開催された。全33店が出店を構え、当日券(650円、前売りは600円)1枚につき1杯が食べられるという企画であった。

 会場には11時すぎに到着したが、ここで面白いと思ったのは、出店によって行列に著しい差ができていたことだ。私は、岡山ラーメン学会特製の「おかやまラーメン博記念ラーメン」の列に並んだが、ここはとにかく大人気で、並び始めてからラーメンを手にするまで1時間を要した。反面、私が並んでいる1時間のあいだ、数人しかお客が寄りつかない出店もあった。

 もともと、それぞれのお店のラーメンがどんな味なのかは、実際食べてみるまでは分からないはずだ。にも関わらず、なぜこのように行列の差ができるのだろうか?

 まず考えられるのは、「ラーメン博覧会」と言っても、普通の人が食べるラーメンは一杯に限られている。そうすると、せっかくだから、後悔しないよう、一番評判の良さそうなお店一軒を選ぶことになる。しかし評判といっても公正な評価資料があるわけではない。けっきょくその場の行列の長さを判断材料にするしかないわけだ。

 もう1つ、岡山近辺のラーメン屋は相対的にお客が少ないのではないかと思われる。出店の中には、私がたまに行く所や、岡山駅近辺に店を構えているところがあったが、こういうせっかくの機会、いつでも食べられる味を求めてわざわざ行列をつくるのはばかげている。私の場合もそうだが、けっきょく、滅多に食べられない味を求めるのではないだろうか。

 このラーメン博は、10月22日にも開催される。昨日閑古鳥が鳴いていたお店がどういう巻き返しをはかるかが見物だ。
  • わざとサクラをつれてきてニセの行列を作る
  • 行列が短い時はわざとゆっくり作って行列が途切れないように時間稼ぎをする
  • 看板娘に客引きをさせる
  • そのお店の半額券を配る
  • 特別メニューと称してチャーシューの枚数を2倍に増量する
などといった姑息な集客手段も考えられるが、それぞれのお店にもそれなりのプライドがあるだろう。何か思い切った策をとるにちがいない。