じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
2日連続で第1回 おかやまラーメン博へ(←リンク先のコンテンツは、イベント終了後すみやかに削除されるかも)。

 昨日の日記でも述べたように、各出店の行列には著しいバラツキがあった。もっとも、長い行列ができた所は早々に予定数終了となる。後から来たお客はやむなく行列の少ないお店で食べることになるので、結果的には同じ数が売れているのではないかという気もする。早く終了するかどうかは、ラーメン屋としてのプライドの問題だけか。

 写真上半分2枚は行列の様子。左下は会場入り口付近の人出。真ん中下は、今回家族と一緒に賞味した3種。右下は、ラーメンではなくソフトクリーム屋の行列(←この長い行列も2日続きだった)。


10月22日(日)

【ちょっと思ったこと】

久しぶりの雨
 10月22日夜から、岡山では久しぶりにたっぷりと雨が降っている。1ミリ以上の雨となったのは10月5日の16.5ミリ以来17日ぶりのことである。

 ずっと雨が降らなかったことで、上記の「ラーメン博」を初め、県内各地では大勢の人たちがイベントに参加した模様。11月3〜5日は岡大でも大学祭が開催されるが、3日間続けて晴れるだろうか。

 今回の雨により、越年草(=冬越し一年草)が一斉に芽を出すものと思われる。

【思ったこと】
_61022(日)[一般]じつは数学が苦手だった私

 日曜日に書棚や保存ケースを整理していたところ、高校2年から3年の頃に愛読していた『大学への数学』10数冊が目に留まった。この雑誌のことは などで取り上げたことがある。改めて何冊かのページをめくってみると、
  • つぎの命題の真偽をたしかめてください。
    (i)進法の有限小数は、進法でも有限小数となる。
    (ii)進法の有限小数は、進法では有限小数か循環小数となる。

  • 19個の碁石があります。ふたりの人が交互に1個以上5個以下ずっととっていきます。全部の碁石をとり終わったところで、とった碁石の合計が奇数個になったほうを勝ちとするとき、先手必勝の手があるでしょうか。

  • 1から13までの13枚のカードが、1.2,3,....12,13の順序にならべてあります。
    「両端のカードをいれかえ、つぎに左端のカードとそれ以外のカードをいれかえる」
    という操作を何回か適当に組み合わせて、これら13枚のカードを、13,12,...,3,2,1の順序に並べかえることができるでしょうか
などという問題があり、正解者紹介のところに私の名前が載せられていたりした。このほか「学力コンテスト」のランキングにも時たま名前を載せたことがあった。

 そんなこともあって、中学〜高校時代の一時期は数学者を目ざしていたこともあったのだが、受験数学に関しては大の苦手。じっさい、大学入試の時の数学(←当時はセンター試験も共通一次試験もない。各大学の個別の試験問題だけだった)の得点は、自己採点によれば、200点満点で30〜40点程度しかとれていなかった模様である。その時に悔しい思いをした問題は今でも画像ファイルに残してあるが、特段に難問というわけではない。要するに、限られた時間の中で、速やかに解法を見つけ、正確に解くということをひどく苦手にしていたのであった。

 そう言えば、上述の『大学への数学』の「宿題」クイズなども、問題を見てすぐに解けたわけではなかった。翌朝になって突然解法が浮かぶ、というように、時間をかけ、気を紛らわせながら解くというマイペースの確保がどうしても必要だった。




 当時の入試の合否は5教科の合計点だけで決めていたので、数学の試験で大失敗したにもかかわらず志望校には何とか合格することができた。しかし、もしあの時に数学でせめて100点(←200点満点のうちの100点)をとれる力があったら、私の進路は大きく変わっていたものと思う。

 もっともそのことが良い結果をもたらしたかどうか分からない。もともと、緻密な計算の積み重ねを苦手とする私である。社会に出たあと、どこかでトンでもないミスをおかして大失敗をしていたかもしれないし、仮に数学者をめざしていたらどっかで才能の壁にぶち当たっていたに違いない。数学が苦手であるということを受験段階で悟ったことは、結果的に良かったとも言える。