じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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7月17日(火)の岡山は、記録上は降水量ゼロであったが、夕刻に弱い雨が降った。その後天気は回復し、18日朝は写真のように、散歩道にあるケヤキが朝日を浴びて緑に輝いていた。17日の朝からはクマゼミが鳴き始め、梅雨明けを予感させた。
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【ちょっと思ったこと】
88万8888ヒット御礼 このWeb日記への通算アクセス数が17日の昼頃に88万8888に達した。ご愛読、厚く御礼申し上げます。 |
【思ったこと】 _70717(火)[一般]もう1つの大地震 新潟県中越沖地震発生後、Yahoo地震情報を頻繁に閲覧するようになった。7月16日の中越沖地震以降はその余震と見られる震度1〜2の地震が一覧表を埋め尽くしているが、よく見ると、全く別のタイプの地震が1つ含まれていることに気づいた。それは、2007年7月16日23時18分ごろに発生した最大震度4の地震である(←まもなくリストから消える見込み)。 この地震の震源地は「京都府沖 緯度 北緯36.8度、東経135.2度、マグニチュード 6.6」とされているが、奇妙なことに、いちばん揺れたのは北海道の十勝地方。以下、次のようになっていた。 揺れた地域は東日本を中心に広範囲に及び、私の住む岡山県南部でも震度1を記録したのだが、震源地に近いはずの京都ではその記録が無い。まことに奇妙である。 この原因はおそらく、震源の深さにあるものと思われる。気象庁データによれば、その深さは374kmであるという。374kmと言えば、新幹線の東京・名古屋間366kmを超える深さである。こうなると、揺れの大きさは、震源からの距離には必ずしも比例しないようだ。 ネットで検索したところ、こちらや、こちらに過去一週間分のデータがあった。震源の深さ自体では、小笠原諸島西方沖で7月14日23:51に発生した、深さ552km、マグニチュードM4.3の地震がトップとなっているが、マグニチュード6以上の大規模地震は、中越沖地震とこの京都府沖の地震の2件のみであった。 地震というと被害規模だけが注目されてしまうが、地震対策や予知という点では、地下の深いところでどのくらいの規模の地震が起こっているのかについても目を向ける必要があるように思う。 なおウィキペディアの当該項目によれば、この種の地震は「深発地震」などと呼ばれ、 一般に震源が深く、したがって震源と地上地点の距離は長い場合が多いにもかかわらず、被害としては侮れない。また深い分、広範で最大震度に近い揺れに見舞われることにもなる。と解説されていた。そこからのリンクで深発地震を閲覧すると、 2007年7月16日:日本海京都府沖(Mw6.8、深さ316km。最大震度観測地点は北海道であった)とちゃんと記されていた。さすが、ウィキペディアは更新が早い(但し震源は深さ316kmとされていた)。 |