じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



7月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
[今日の写真]
 羅生門の洞穴口に吸い込まれた水が排出されるあたりに、草間の間歇冷泉という、国指定の天然記念物がある。7月29日、生まれて初めてここを訪れてみたが、間歇泉現象を確認することはできなかった。
 左の写真上部は、間歇泉入口の古びた看板。ここから、斜面を下って、膝まで水に浸かりながら川(左の写真中央参照)を渡った向こう岸に、冷泉を説明する看板があった(左の写真の一番下部)。説明看板によれば1972年の豪雨による山崩れで河床が埋まり、かつての「潮滝」は消失した模様。

 左から2番目の写真(4)は、看板右横の崖の様子。このあたりには水流の痕跡は無い。

 いちばん右の写真(5)は、崖の右下の湧き水。どうやらここが、かつての潮滝の噴出口のようだ。羅生門や近隣のドリーネに流れ込んだ水は、最終的にこのような湧き水となって川に流れ出すものと見られる。

 もっとも、約30分の滞在中、湧出量には特に目立った変化は無かった。地中のサイフォン型の構造が壊れてしまったのか、それとも、少し前の大雨の影響で、絶え間なく水が流れ出していたのかは確認できなかった。


[今日の写真] [今日の写真]  なお、上流で大雨が降った時などは急に水かさが増して渡渉が危険になることもある。歩道沿いではヘビも出現。また崖沿いの車道は狭い上に落石の恐れもある。観光目的で訪れる場所ではなさそう。


7月31日(火)

【ちょっと思ったこと】

前期の授業、会議終わる

 7月31日は、午前中は会議、午後は授業1コマのあと、16時から19時頃まで別の長時間会議が行われたが、これをもって、前期の授業はすべて終了。残る公式行事は8月3日開催の文学部・オープンキャンパスのみとなった。なお、昨日の日記でも書いたように、現在、台風5号(アジア名:ウサギ)が北上中。オープンキャンパスが中止になる場合は、こちらに速報が出るので、関係者は留意されたい。8月1日06時現在の気象庁の情報によれば、この台風は8月3日03時に宮崎県のあたりに上陸する可能性が高いと予想されている。岡山直撃は避けられそうだが、台風の右半円が通る時は、暴風の影響を受けやすいし、雨もたくさん降る恐れがある。ギリギリまでやきもきさせられそう。

 さて、8月上旬にはもう1つ、年1回の私的大イベントである職員定期健診が実施される。7月1日の日記に宣言した通り、龍ノ口グリーンシャワー公園の山登りなどを通じて体重・体脂肪・コレステロール減少作戦を実施しているところである。龍ノ口山には7月以降、8回も登っている。健診までに合計10回の山歩きを達成すべく日程を調整しているところではあるが、肝心の体重や体脂肪は、今のところ顕著な減少が確認できていない。いくら勝っても順位が上がらない阪神タイガーズのようなものか(直近10試合で8勝2敗にもかかわらず、通算44勝42敗2分けで、中日、巨人、横浜に次いで4位)。7月の山登りはキノコの魅力に強化されたところが大きかったが、梅雨明けによりそろそろキノコは姿を消しつつある。キノコに代わって、龍ノ口八幡宮にタイガース優勝祈願に詣でれば動機づけにはなるが、龍ノ口という名前は何となく中日ドラゴンズを連想させてしまうなあ。

 それと岡山では、先の参議院選挙で「姫の虎退治」が完了している。プロ野球の世界では、虎退治に遭わぬよう、死のロード期間中も頑張ってもらいたいものだ。