じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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岡山・後楽園から眺める花火。↓の記事参照。 |
【ちょっと思ったこと】
後楽園で花火を眺める 四国方面から大阪に戻る途中の方と駅構内で面談の用事があり、夕刻、岡山駅へ。この日はたまたま、台風5号の影響で延期となっていた「おかやま桃太郎まつり 第34回納涼花火大会」が開催されることになっていたので、夫婦で待ち合わせて、花火を眺めに行くことにした。 岡山の花火大会は、何度か間近で見物したことがあったので、今回は趣向を変えて後楽園・幻想庭園から眺めることにした。 庭園内では ●星降る庭の音楽会(松本和将、倉敷天領太鼓・山部兄弟ユニット、聖也)というイベントが開かれており、イベント会場は花火見物客も加わって大勢の人々(たぶん1000人以上)で埋めつくされていた。出演者たちにとっては生涯忘れられないsituationになった。反面、演奏の最中に花火への歓声が上がったりしたことで、主役をとられてしまった悔しさも残ってしまったかもしれない。 |
【思ったこと】 _70808(水)[心理]日本行動分析学会第25回年次大会(3)科学と宗教における言語行動(2) 大会1日目のCatania先生の講演では、
●社会的な強化子(好子や嫌子)は、個々の効果は小さいが、長期間にわたって継続的に影響を及ぼし続ける という重要な特徴を持っている。この点は大いに納得できる。そのことによって、我々の行動は、概ね一貫性を保ち、その社会に適応したり貢献するように強化されているのである。 さて、いよいよ本題?の科学や宗教との関係。まず、言語行動は非言語環境=自然環境)にきめ細かく左右されており、その表れが自然科学の営みであると言うことができる。文学や宗教のような社会的営みも、ある程度まで非言語環境に左右される。さらに言語行動がもたらす資産(=言語的な記録)は、人間行動に重大な影響を与える。ここでCatania先生は、冒頭の Words are behaviorに対照させる形で Words are behaviorという命題を提示された。そしてこの言葉が、1時間余りの講演の結論であるように思われた。講演の最後でCatania先生は、Beliefの集積として、「I Ching」、「Dialetics」、「The Koran」、...「The Declaration of Independence」、「The Little Red Book of Chairman Mao」という21の信念のリストと「The Calculus」、「Godel's Proof」、「Booolean Logic」、...「The Periodic Table of the Elements」、「The Integrative Action of the Nervous System」という21の科学的業績(スキナーの『The Behavior of Organisms』もちゃんと入っていた)を提示された(順番は時代順ではなく、文字数の少ない順)。 次回に続く。 |