じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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初めての幼稚園・お遊戯会で舞台に上がったところ。といっても舌切り雀のおじいさん役で、スズメのお宿に招待されてスズメの踊りを鑑賞するというだけの演技であった。 |
【ちょっと思ったこと】
この秋初めて寒いと感じる 岡山では、10月19日以降、2日続けて最高気温が20度を下回るようになった。20日の夕刻にはこの秋初めて、寒いなあと感じた。この日の夜は、町内会恒例の「だんじり祭り」があった。例年、このお祭りの頃に急に寒くなったと感じることが多いようだ。 気象庁のデータによれば、20日夜以降の気温は、18時台には15度、23時台に10度を割り、午前5時には7.3度まで下がっている。岡山で最も寒いと言われる県北・千屋では午前2時に0.8度を記録した。こりゃあ、寒くて当たり前。 オリオン座流星群 10月21日の22時にオリオン座流星群が極大となる。もしや?と思って、早朝の散歩時にオリオン座のほうばかり見ていたが、5時10分〜30分頃の間には1個も目撃することができなかった。22日の早朝も晴れそうなので期待したい。 |
【思ったこと】 _71020(土)[心理]日本心理学会第71回大会(29)エビデンスにもとづく臨床(7) 伊藤氏の話題提供ではさらに、「仕事の要求度−コントロールモデル」、「努力−報酬不均衡モデル」、「メンタルヘルス関連の教育プログラムの開発と実践」、「コンサルテーション」などに言及されたが、時間が短く、内容を把握するのは困難であった。 最後の部分では、職場のメンタルヘルスに関する最近の傾向についていくつか指摘があった。まず、「軽症化(当事者も病気であるという認識が無く、ギリギリで適応できている状態)」と「遅延化(症状がダラダラと長引き、いちど寛解しても再発)」。これらは、職場ばかりでなく、学生生活でもあり得るかと思う。 さらに、「燃え尽き型から回避無気力型へ」という興味深い御指摘があった。従来のタイプでは、限界まで頑張り続け、ついに力尽きてしまうケースが多く、これは、休養と薬物治療で速やかに回復することが多かった。ところが最近、特に若い人の軽症うつ病に多いケースは、回避無気力型(ディスチミア型うつ病)というタイプであり、このケースでは、失敗するのが怖いので物事に取り組む事を予め回避しようとする傾向があるという。この場合、燃え尽き型に対する標準的治療では反応しづらく、むしろCBTを活かした、教育的な心理療法により本人が諸スキルを習得する必要があるということであった。そう言えば、私の教室の卒論研究などでも、かつてあったような「燃え尽きタイプ」の学生は最近では滅多に現れない。いっぽう、病気と呼ぶようなレベルではないが、「失敗するのが怖いので物事に取り組む事を予め回避しようとする傾向」は顕著に出ているようにも思える。本来、こういうケースでは、指導教員がテーマを与えて、手取り足取り世話をすれば、大して悩むことなく卒業できるのだろうが、それでは、自主的、能動的な研究とは言えず、将来、第二、第三の課題に立ち向かう時に、卒論研究の時の苦労を活かすことができない。そういう意味では、研究レベルが下がったとしても、自力で取り組める機会を与え続け、必要以上には助言を与えないほうが、長期的にみて教育効果が高いようにも思われる。 次回に続く。 |