じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 八重桜が見頃となってきたが、その一方、クスノキなどの常緑樹は今が葉っぱが交代する季節。紅葉の季節とは異なり、新緑の中での活気あふれる落葉である。


4月18日(金)

【ちょっと思ったこと】

宣伝リンクは宣伝になるか?

 各種報道によれば、インターネット検索最大手の米Googleの1―3月期決算は、売上高が前年同期比42%増の51億8600万ドル、純利益が同3割増の13億700万ドル。主力のネット広告が海外を中心に拡大し、売上高・純利益ともに過去最高を更新したという。

 Googleと言えば、私自身も、ブラウザにGoogleの窓を常駐させ、毎日いろいろなキーワードで検索させてもらっているが、いちばん気に入っているのは、少なくとも画面上は、しつこいネット広告がほとんど表示されないことである。例えば、「早春のアイスランド」というキーワードを入れると、2640件ほどヒットするが、画面を隅々まで見てもネット広告らしきものは見当たらない()。あれでどうやって広告収入になるのか、未だに、その仕組みがよく分からない。ま、私が、どういう検索語で情報を求めているのかというデータは蓄積され、何らか形で商用利用されていくのだとは思うが...。

4/19追記]
広告は見当たらないと書いたが、翌日に再度検索したら、1件のネット広告がくっついていた。といっても、観光情報や写真閲覧目的の人がそこをクリックすることはあるまいと思う。

 ところで、YahooのTop画面にも、新聞社のネット記事にも、宣伝リンクつきのネット広告が各所にちりばめられているが、あれってどの程度の宣伝効果があるものなのだろうか。少なくとも私個人は、ああいう宣伝リンクをクリックして、その先のサイトまで訪れるということは皆無といってよい。テレビのCMも同様で、CMが流れたとたんにトイレに行くとか、別のチャンネルに切り替えたりしてしまう。

 このことで最近若干、不愉快に感じているのが、私ののTop画面や、日々の最新日記に勝手に埋め込まれている宣伝リンクである。もともと商用目的で運営されているところを無料で使わせてもらっているわけだから文句は言いづらいけれども、日記の執筆者自身が推奨しているリンクと、楽天側で勝手につけているスポンサーとははっきり区別できるようにしてほしいとは思う。時たまみかける、競馬予想、消費者金融、美容、健康食品などの宣伝は、私が好まない部類の宣伝である。そういうモノが、私のブログ本文のすぐ横に、同じ体裁で「Recommend Link」などとして併記されていまうのは、まことに不本意。不特定多数の読者各位からみると、私自身が推奨しているのか、そうでないのか、区別がつかないではないか。

 ま、それはそれとして、そういう、ブログ画面内の宣伝リンクっていうのは、どれほどの宣伝効果があるのだろうか。上にも述べたが、私は、決してそういうものをクリックしない。宣伝リンクをクリックするというのは、その画面の閲覧目的から脱線して、別の世界に飛び込むということになると思うが、そもそも、ブログの執筆・編集をしている最中に、それと無関係のリンク先に飛んでみようなどという気にはならないのではないかなあ。

 Webメイルも同様。私自身、複数のWebメイルを使わせてもらっているけれども、受信箱を閲覧している最中に、その枠の外にある宣伝リンクに目を奪われるなどということは全くない。受信箱画面はメイルを読もうという目的で開いているのであって、それとは違うことに気をそらそうとは思わないものだ。