じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 農学部農場の洋梨畑。開花時の写真が4月11日の楽天版にあり。なお、7月15日には岡山で1ミリの雨を記録し、カラカラの地面にも水たまりができた。


7月15日(火)

【ちょっと思ったこと】

阪神のCSマジック消滅の謎

 7月15日の阪神vsヤクルト戦で、阪神が敗れたため、しばらく点灯していたクライマックスシリーズ進出マジック(CSマジック)が消滅したという。

 この日の午後、旭川球場でデーゲームとして行われた中日vs巨人戦で巨人が敗れたため、夕刻の時点では、CSマジックに加えて、優勝へのマジックナンバー「52」が一時的に点灯。もし阪神が勝っていれば、15日終了時点でマジック「51」として確定するはずであったが、たった1回の試合で負けたために、優勝マジックとCSマジックの両方が消滅してしまうというのはまことに興味深い。

 ちなみに、この日に阪神が負けたことで、巨人、中日、広島の3チームに自力優勝の可能性が復活したという。

 ところで、私自身がいまだによく分からないのは、CSマジックの計算法である。7月8日の日記にも書いたように、自力優勝の可能性のあるチームが3チーム残っていたというだけでは、CSマジック消滅の理由にはならない。つまり、上記の例で言えば
  1. 巨人、中日、広島の3チームうちいずれか1チームに自力優勝の可能性がある→優勝マジック消滅の理由
  2. 巨人、中日、広島の3チームが揃って自力で阪神の勝率を上回る可能性がある→CSマジック消滅の理由
という2つのケースでは、可能性が異なるはずである。3チームのうち2チームが、自力で阪神の勝率を上回れたとしても、「自力で上回る」ために3番目のチームにたくさん勝つことが必要であるとすると、3番目のチームは自力では阪神の勝率を上回れなくなる。つまり、CSマジックというからには、3チームそれぞれが自力で阪神の勝率を上回るという事象が同時に成立する可能性を考慮する必要があると思うのだが、このことはちゃんと計算されているのだろうか。