謹賀新年じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【ちょっと思ったこと】
大晦日から元旦までの生活 今年の年末年始は2年ぶりに妻の実家で過ごすことになった。 妻の実家には42インチの液晶テレビがあって、帰省の際にはこれを視るのを楽しみにしているところであるが、今回も、バルセロナ、ハプスブルク家(オーストリアやハンガリーなど)、カナダ大自然(ナイヤガラ滝からカナディアンロッキーまで)などの海外紹介番組を精細映像を楽しむことができた。 大晦日の午後は買い出しのため車で近くの市場へ。運転中に聴いたラジオ番組の中では、林家いっ平さん(まもなく二代目林家三平を襲名)の話が面白かった。 その後、年賀状をまだ書き終えていない妻をからかったり、液晶テレビなどを視て過ごし、年越しそばを早めに作ってもらって21時頃にはさっさと寝てしまった。 元日はいつもの通り5時台に起床。全員がまだ寝ていたので、パンをかじりながら民放の初日の出中継を視る。中継地点の富士山上空、六本木ヒルズ、犬吠埼(?)、室蘭・地球岬、名古屋などはみなよく晴れており、それぞれの地点からの初日の出をリアルタイムで楽しむことができた。ちなみに、この日は冬型の気圧配置となっていたため、上空は快晴であったものの、地平線付近には雪雲がかかっていて、雲の上から太陽が出現というケースが多かったようだ。 |
【思ったこと】 _90101(木)[一般]新年の抱負 毎年あまり変わりばえしない内容となるが、1年の初めということで、新年の抱負などを。 今年も、まずは健康管理である。生活習慣病防止のために、従来より徒歩通勤、早朝と夕食後の散歩などに心がけ、また、昨年は特に年間50回の山登りを達成したところであったが、今年も同じスタイルで健康管理に励みたいと思っている。 以上に加えて、今年から特に気をつけようと思っているのは事故防止である。昨年11月に、旭川の土手を駆け上がろうとした瞬間に、右足のふくらはぎの筋肉を傷めたことがあった。幸い2週間ほどで回復したが、これはよい教訓になった。若い時と違って、急に足を踏ん張ったり重い物を持ったりすると、どこでどういう怪我をするのか予断を許さなくなってきた。山道を降りる時なども、これまでは走って降りても大した事故にはつながらなかったが、今後は、一歩一歩、足元をよく見ながら、片足に急激に力が加わらないよう、また転倒しないように注意しながら歩いていこうと思う。 研究面では、個人と環境との関わりを「複雑系」としてとらえ、単線的な因果観ではなく、全人的・長期的な視点で、生きがいや働きがいや死生観といった問題にどのような心理学的アプローチが可能であるか考えてみたいと思う。当面は、園芸活動や森林療法、写真療法といったあたりを具体的対象として総合的な「効果検証」の問題を検討してみようと思っているが、別段、特定の療法の普及が目的ということではなく、それらを題材として、「複雑系研究」の生産的な事例を示したいというのが最終的なねらいである。 海外登山やトレッキング、辺境旅行に関しては2007年1月3日の日記に書いた通りであり、2009年にどこに出かけるかというのは全く未定。 トレッキング専門旅行社の募集などで、日程や予算に見合うツアーが催行されることになれば、「気が向いたら行ってみようか」程度で申し込む という消極姿勢は変わっておらず、現に、今年の正月は特に行ってみたいという手頃なツアーが見あたらなかったために、結果的にコタツにもぐって正月を過ごすことになった。 余談だが、急激な円高や原油価格暴落のわりには、正月の海外ツアーの価格はいっこうに値下げがなく、馬鹿にするなと言いたくなるような高額な代金が多かった。これは、昨年秋頃の為替相場や航空運賃などを基に旅行代金が決められていたためで、これほどの急激な変化には対応できなかったことによるものと思われる。3月以降になればかなり割安なツアーも出てくるものと期待される。 もっとも私自身は、山登りに関してはスイス、辺境地域に関しては、チベット、アイスランド、カムチャツカを訪れたことによって、一生のうちに一度は行ってみたいという白地図エリアはすでに塗りつぶされている。荒涼とした風景もそれほど珍しいとは感じなくなり、妻の実家のハイビジョン映像で海外の風景を見ていても、改めて現地に行ってみたいという気持ちは起こらなくなっている。近場の里山でも、海外の荒涼とした大地でも、基本的な魅力には変わりがないと思うようになった。それと、私の場合、海外に行っても興味があるのは自然風景のみであって、現地の人たちとの交流や、現地の名物料理などには全く関心が無い。ま、そのことは国内でも同じであって、国内旅行をしていても、交流や食べ物には全く興味がない。そういや、hasepおでかけガイドに投稿している写真もほとんどすべてが自然風景であって、人物はむしろノイズ、料理の写真もほとんど掲載していない。 ということで、年々、興味をいだく範囲がますます狭くなっていく私ではあるが、そのわりに、年末には一年をふりかえる日記を掲載し、さらには元旦早々から「新年の抱負」を執筆するなど、相変わらず「Web日記生活者(←「Web日記依存症」という言葉もあるかも)」として正月を過ごしている。 |