じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【ちょっと思ったこと】
元日の生活
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【思ったこと】 _90102(金)[日記]「Web日記生活者」についての覚え書き 元日の日記の最後の部分で ...年末には一年をふりかえる日記を掲載し、さらには元旦早々から「新年の抱負」を執筆するなど、相変わらず「Web日記生活者(←「Web日記依存症」という言葉もあるかも)」として正月を過ごしている。というように、「Web日記生活者」という言葉を使った。Web日記についての私の考えはこれまで何度も書いているが、その後やや考えが変わったところもあるので、お正月を機会に最近の考えをまとめておきたいと思う。 まず「Web日記とは何か」についての私の定義は以下の通りである。但しこれはあくまで「私がそのような方針でWeb日記を書いている」というだけのことであって、そうあるべきだとか、そのように定義すると何かの論議に役立つというようなことを主張するものではない。もともとWeb日記のスタイルや内容は、執筆者によってマチマチであることが最大の特色なのであって、「この基準を満たさないとWeb日記とは言えない」というような境界線が引かれているわけではないことをお断りしておく。
Web日記は日々更新(エントリー)されていくものであるが、真の価値は当日の日記よりも過去日記の蓄積にあると私は思っている。その日に新しく知ったことを日記に書き残しておけば、Googleの検索窓にキーワードを入れるだけで、たいがいの記録は見つけ出すことができる。このところますます記憶力が衰えているので、この機能はまことにありがたい。じっさい、Web日記を書いていなかった1996年以前は、正月はどのように過ごしたのか、いつどこに旅行したのか、ということさえ全く思い出せなくなってしまった。 過去日記はまた、自分の考えがどのように変遷していったのかを知る手がかりにもなる。いくら一貫性が大事だとか言っても、10年も経てば、世の中の諸問題に対する考え方も相当に変わってくるものである。何をきっかけに考えが変わったのかを自己点検してみるというのも1つの楽しみである。 このほか、あくまで私個人のメリットかもしれないが、私の場合は、日記の執筆時間を毎朝6時半〜7時半頃というのように決めているので、日記執筆という行動が日常生活に完全に組み込まれ、そのことによって規則的な生活が守られているという面がある。であるからして、冒頭の「Web日記生活者」という話題に戻るならば、 「日記執筆」、「Web公開」、「過去日記利用」、「他のWeb日記閲覧」、「他の日記者との、あっさりした交流」といった諸行動を日常の基本行動に組み込み、それらを日々の糧(の一部)として生活している人。というのが私なりの「Web日記生活者」の定義ということになる。いずれにせよ、意見表明や情報発信を主目的としているブロガーの方々とは、かなり異なったライフスタイルになっていると思う。 |