じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 昨日に続いてケヤキの大木の写真。昨日の写真の南側にある大木は、苔むした樹皮が美しい。これまた生きる力と多様性を感じさせてくれる。



01月21日(水)

【ちょっと思ったこと】

バラク・フセイン・オバマ氏の宣誓式

 日本時間の1月21日午前2時すぎ(現地時間は1月20日)、ワシントンにある連邦議会の議事堂前でオバマ氏の宣誓式が行われ、アメリカ史上初の黒人大統領が誕生した。就任式に引き続いて行われたパレードは、出発が遅れたこともあって、ちょうど私が朝食をとる時間に行われ、その様子を生中継で拝見することができた。

 ところで、オバマ大統領のフルネームは「バラク・フセイン・オバマ・ジュニア(Barack Hussein Obama, Jr.)」(2008年11月5日の日記参照)だそうだ。ミドルネームの「フセイン」は、処刑されたイラクの元・大統領のサッダーム・フセイン(Saddam Hussein)と同じ英語表記となる。宣誓式の際に「フセイン」という名前が口にされるのかどうか、耳を澄ませて聞いてみたが、オバマ氏はちゃんと「I, Barack Hussein Obama,...」とフルネームで宣誓しておられた。いっぽう、現地の放送局がその瞬間を伝えた時には、「Barack H. Obama」というように「Hussein」の部分を「H.」と略していたように聞こえたのだが、わたしの耳のせいだろうか。

 このミドルネームに関して、念のためウィキペディアの当該項目を参照したところ、
...主に共和党などの政敵からは、ミドルネームのフセインとサダム・フセインをかけて「フセイン氏」の蔑称で呼ばれている。
これに対して、2008年6月頃から主に若者のオバマ支持者の間でメールアドレス、Facebookなど一部のSNSや会員制サイトのハンドルネーム、また買い物の会員カードなどその他名前を登録するあらゆる機会においてミドルネームにフセインと入れる、いわゆる「フセイニアック現象」が起こり、選挙前にはその盛り上がりがピークを見せた。元々イスラム教に由来するこの名前は、イスラム教徒に限らずあらゆる人種や家系や宗教の若者の間でオバマへの支持を表明する手段となった。
というような記述があった(2009年1月21日現在)。

 余談だが、ウィキペディアの言語を「中文」に切り替えて参照したところ、オバマ氏のフルネームは、中国語では「巴拉克・侯賽因・奥巴馬二世」と表記されるようだ。残念ながら「小浜大統領」ではなかったようだ。