じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 春を待つ、ハクモクレン(写真上)とコブシ(写真下)の蕾。蕾の形だけでは区別がつきにくいが、ハクモクレンのほうが遙かに蕾が多い。また、ハクモクレンは上向きに、コブシは花弁が横に広がるように咲く。昨年春に同じ場所で撮影したハクモクレンの花の写真が2008年3月21日の日記に、また、 コブシの花の写真が2008年4月3日の日記にある。



01月31日(土)

【ちょっと思ったこと】

城下町・萩からエコを学ぶ

 1月30日の19時半から20時45分まで、NHK総合の「ふるさと発SP」で

●クイズとことん城下町 不況に打ち勝つ知恵は萩にあり

という話題を取り上げていた。

 萩市は関ヶ原の戦いで敗れて領地を減らされ、後に倒幕から明治維新の流れを築いた長州藩の城下町として知られている。藩の財政が厳しかったこともあり、事細かな倹約令が出されていたという。例えば、墨や紙を大切にするという趣旨から、巻物に記す文字はできるだけ細字で、行を詰めて書くこと、具体的には、30cmの幅に10行以内を書くというような具体的な指示があったという。単に「質素倹約」のスローガンを掲げるのではなくて、具体的な数値を挙げて徹底を図ったというところが大きな知恵であると言えよう。

 このほか、城下町では「辻たばこ」は御法度とされていたという。「辻たばこ」というのは今で言う「路上喫煙」や「歩行喫煙」に相当するらしい。もっとも、当時は紙巻きタバコは無かったはずで、吸い殻ポイ捨てのゴミを防ぐ目的ではなかったと思われる。火の用心のためなのか、路上でタバコを吸う行為が節約の精神に反すると考えられていたのか、理由のほうはよく分からなかった。まさか、当時から受動喫煙への配慮がなされていたとは思えないが。

 萩市は一度だけ訪れたことがあった。その時のアルバムがこちらにあり。




「ニョッキン7」と「妖精伝説」の共通性

 上記の「ふるさと発SP」と一部時間帯が重なるが、1月30日の19時から19時57分までは、地元のOHKによるニョッキン7があり、ほぼ毎回視ている(2008年5月16日の日記参照)。

 最近、この番組の中で、どこかで聞いたことのある曲が流れ、いったい、何という作品だったのかということが気になっていたのだが、ある朝突然、これは、「レプリコーン 妖精伝説(THE MAGICAL LEGEND OF THE LEPRECHAUNS)」という映画で流れていた曲とよく似ているということを思い出す。さっそく手持ちのDVDを再生してみたところ、少なくともいくつかの小節は一致していることが確認できた。といっても、おそらく、この映画のオリジナルの曲ではなく、ちゃんと独立した作品を映画用にアレンジしたものと思うのだが、音楽界に疎い私にはこれ以上の情報は得られなかった。

 なお、この「レプリコーン 妖精伝説」は、ネット上の批評ではあまり高く評価されていないようだが、私個人は気に入っている。というか、何と言っても、最初に観たのが標高3710mの玉樹(ジェクンド)のホテルということで、インパクトが大きかった。

 あと、この映画の中で、ウーピー・ゴールドバーグ扮する「大バンジー」が鳥に変身して飛び立つシーンがあるが、これと、『千と千尋の神隠し』の類似性を指摘する声もあるようだ。もっとも、ウーピー・ゴールドバーグさんを湯婆婆に似ているなどというと失礼であるような気もする。