じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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ゴミ有料化前夜(20時すぎ)と当日早朝(05時30分頃)の様子。
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【思ったこと】 _90202(月)[心理]岡山市のゴミ有料化で何が変わるか(1) 2月1日から、岡山市で可燃物ごみと不燃ごみの収集有料化が実施される。2月1日から(2月1日は日曜日なので実質的には2月2日から)、これらのゴミを捨てるためには、スーパーなどで指定ごみ袋を買わなければならない。指定袋の値段は45リットル袋が1袋50円、毎回2袋ずつ使った場合、年間1万円程度の負担増となる(←週2回収集なので1週間で4袋分200円、50週として1万円)。なお、重度の障害者、生活保護世帯、低所得世帯、紙おもつ支給者、要介護者などは、一定の要件が揃えば、指定ごみ袋が無料配布されるとのことだ。このほか、剪定枝や枯れ葉は袋に入れなくてもよいとのことである(草は有料化)。 この有料化は、ゴミ収集経費の一部をまかなうという意味もあるが、有料化によって環境配慮行動を促進するというところにもともとの狙いがあるようだ。行動分析学の用語を使えば、要するに
この有料化については、2008年5月20日の日記で取り上げたことがあった。私が気になるのは、上の写真にもあるように、従来、収集曜日を無視して生ゴミなどが捨てられていた場所で、果たして、有料ごみ袋がちゃんと使用されるようになるのか、また収集曜日がきっちり守られるようになるのかという点である。上の写真にもあるように、2月1日夜の時点では、まだまだ指定袋を使用していない事例がかなりあることが観察できた(というか、そもそも、収集日前日に捨てること自体が問題)。 ま、こういう違反事例が目につくこともあるが、岡山市全体としてはたぶん、うまく定着していくとになると思う。以前私自身が住んでいた地域、あるいは家族や親戚が住んでいる複数の地域(長崎県・長与町、東京都など)でも、同じように有料化が実施されており、その後、失敗に終わったという話は聞いていない。今後、岡山市においてどのような変化が観られるのか、定点観察を続けていきたいと思う。 次回に続く。 |