じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 2009年版・岡山大学構内でお花見(21)文学部中庭の桜見頃に

 文学部中庭の桜の開花状況(4月5日撮影)。日曜日に、これだけ見事に咲いていれば普通ならお花見の人たちで賑わうはずなのだが、大学構内でしかも授業開始前ということもあって、誰一人お花見に来る人は居なかった。自転車置き場にたくさんの自転車があるが、これらは持ち主不明で一時保管しているもの。

 なお、同じ大学構内でも、一般教育棟のほうは相当の人出で賑わっていた。サークルの新入生歓迎行事が行われていた模様。


04月5日(日)

【思ったこと】
_90405(日)[一般]続・地デジ移行のウソホント(7)ダビングをめぐるその他の話題/高精細と精細感

 昨日の日記で
要するに、地デジ対応録画機では、原則10回までのダビングしかできない。コンポジットケーブルでアナログ録画機のハードディスクに移しても、その回数を増やすことはできない。そのいっぽう、従来アナログ波で録画したり、個人用ビデオで撮影してDVD-Rに保存していた画像は、2台の録画機を使うことで、さらにダビングが可能である。私のところでは、これまで貴重な映像は2枚のDVDに保存してきたが、そのうちの1枚が何らかの事故で壊れてしまうと、残り1枚だけになり、壊れたらどうしようかという不安があった。上記3.の方法を使えば、DVDのバックアップをとることができるので、万が一の時に大いに助かる。
と書いたように、地デジ放送番組は原則として10回までしかDVDへのダビングができない。しかし、現実には、ダビングは(再生用と万が一のバックアップ用に)2回もできれば十分である。個人で録画する限りにおいては、それ以上、同じ番組のDVDの枚数を増やしても場所ふさぎになるばかりである。

 私のところでは現在、ダビングの大部分は、DVD-R(CPRM対応)を使用している。アナログ放送の場合は、二カ国語同時収録のためにDVD-RWも使っていたのだが、地デジでは1枚のディスクに二カ国語を入れることが困難となり、DVD-RWを使うメリットが無くなってしまった。ちなみに、DVD-R(CPRM対応)は、最寄りのホームセンターで、大手メーカー製、ケース無し50枚で1500円前後で売られていた。




 私のところでは地デジの番組は、通常の2時間モードのほか、AVCREC方式でも録画できるようになっている。我が家ではハイビジョンは視聴できないが、他所でAVCREC録画されたものを借りてきて再生することは可能である。

 もっとも、じっさいのところ、24インチのワイドモニター程度のサイズでは、どちらの形式で録画しても画質の違いは区別できないほどである。

 ところで上記のフルハイビジョン録画だが、パナソニックのサイトに興味深い発想が記されていた。それは「動きの小さい映像は精細感を向上」「動きの大きい映像はノイズを低減」という特長である。

 このことで思ったが、我々が、デジカメ写真などの静止画を見る場合、それがどれだけ精細に見えるかどうかは画素数、シャープネス、にじみやノイズの無さなどに依存している。
※ちなみに、本日の日記に掲載した桜のデジカメ写真は、原画は2048×1536、1244KB、これを1200×700に縮小(上の空の部分を一部カット)、さらにJPEG30%圧縮で246KBに落として公開している。

 いっぽう、動画を見る場合は上記とは別の要因が入ってくる。例えば、大相撲を観戦するような場合、土俵や背景は静止画となるので、細かく見えていたほうが精細感が増すであろう。しかし、力士が動いている最中はそんなに精細である必要はない。現実問題として、我々の目は、動いているモノをそんなに細かく観ていないのである。要するに、動画が精細に見えるかどうかというのは、精細度に関する数値の大きさではなく、我々の目がどういう場合に精細であると感じるのかに合わせればよい。そのように工夫すれば、従来より長時間録画をすることが可能となるのである。


 次回に続く。