じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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2009年版・岡山大学構内でお花見(26)ハナズオウ
農学部・山陽圏フィールド科学センター・生産物直売所近くにあるハナズオウ。過去日記を検索したところ、2005年4月20日の日記に同じ場所の写真が掲載されていた。今年は一週間近く開花が早いようだ。 |
【ちょっと思ったこと】
「定額給付金申請書在中」の封書が送られてきた 岡山市経済局から、「定額給付金申請書在中」という封書が送られてきた。全国の多くの自治体と同様、岡山市でも「申請は郵送で、受取は口座振込で」となっていた。 案内書の中で気になった点としては、まず、申請受給者が「給付対象者の属する世帯の世帯主の方」となっていることである。ということは、仮に夫婦げんかをしているような場合、世帯主の夫は妻の分を合わせて受給申請を行うことができるが、妻は単独で申請し、妻の分だけを別の口座に振り込んでもらうということはできない見込みである。同じく、同居の子ども単独で受け取ることができない。夫婦関係や親子関係が円満であるということが前提となっているのであろう。 なお、案内書裏面によれば、世帯主と同じ世帯の者は代理申請をすることができる。この場合は申請書の委任状のほか、世帯主と代理人の身分証明書のコピーが必要ということであった。 気になった第二の点は、口座振込で受け取る場合、申請書の裏面に
私に限って言えば、スキャナで読み込んで印刷するという形でごく簡単にコピーはとれるけれども、お年寄りの方などは、わざわざ、コピー機のあるコンビニあたりに出かけていかなければならない。その手間も大変であることに加えて、通帳や身分証明書の置き忘れもけっこうありうるのではないだろうか。 それと、コピー機を使った複写物などというのは、文字部分をいくらでも張り替えて偽造することができる。果たして証拠能力があるのかどうか疑問である(←行政の窓口や、ある権限を託された人の手でコピーをとるというなら、現物の証明書や通帳を確認できるので問題なかろうとは思うが)。 いずれにせよ、住民票に基づいて申請書が郵送されている以上、架空の人物あてに給付がなされることはありえない。また、最近では本人確認ができないと新しい口座を作ることができないので、本人名義の口座に振り込む限りにおいては、第三者に横取りされる恐れはなかろうと思うのだが、それにもかかわらずコピーを要求するというのはなんだか余計な手間のように思える。 もう1つ、今回の案内書によれば、給付対象者の中には 原則として、平成21年2月1日において、下記のいずれかに該当する方となっていて、外国人留学生も含まれているのではないかと思うのだが、今年の春に大学院を修了した学生はすでに母国に帰ってしまっていて受け取ることができない。逆に、4月から入学した学生の中には2月1日にはまだ母国にいて給付を受けることができない模様である。 ちなみに、我が家ではすでに定額給付金相当額で、24インチワイドモニターを購入済みである(4月3日の日記参照)。今回の案内書によれば、 定額給付金は、住民の方々への生活支援を行うことを目的とし、あわせて、 広く住民の方々に給付することにより、地域の経済対策に資するものです。とされており、ワイドモニターの購入は経済活性化には貢献すると思う。但し、通販で購入したため、岡山県内の活性化には全く役にたっていない。また、当該品は外国企業の製品であるため、日本の製造業の支援にも全く役立っていない。通販会社と運送業者、付属品を買ったホームセンターには多少の支援になっていると思うが。 |