じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 ごみステーションのクリーン作戦、収集日前夜でついに破綻。

 定点観察している岡山市北区津島、福居バス停近くのごみステーションの様子。先週木曜日の収集のあと、5月28日の写真に示すように、ごみが1つも投棄されていないクリーンな状態が続いていたが、収集日前日(日曜日)の昼頃に生ゴミ1袋が捨てられ、カラスによって食い破られていた(矢印B)。また、前日21時頃までには、指定袋に入れられていないごみ2点が放置されていた(矢印A)。


5月31日(日)

【ちょっと思ったこと】

「ゆびとま」の突然停止騒動に思う

 各種報道によれば、会員数約350万人の同窓会支援サイトとして知られる「この指とまれ!」(通称・ゆびとま)が5月初めに突然停止され、運営会社「この指とまれ」の登記上の所在地の東京都中央区のビルは空室。管理会社によると既に事務所を引き払ったといい、電話は不通。連絡先のメールアドレスへの新聞社の問い合わせにも返答が無い状態が続いていたという。その後、最新のニュースによれば、ゆびとまは5月31日に、Top画面に、サービス停止に関するご報告についてというお知らせを掲示したとのことである。

 「この指とまれ!」というのは、開設されて間もない頃に一度登録したことがあったが、当時は同窓生の参加者が少なく、また、私の中学や高校では、同窓会独自の登録システムが完備したこともあって、後に退会した。私個人に限って言えば、外部に流出して困るような個人情報は無いが、この種のデータはSPAM送信に悪用される恐れがあり、厳重な管理が必要であると思う。

 私がむしろ問題であると思うのは、長年かかわってきたサイトが、突然、一方的に活動を停止してしまうことのダメージの大きさである。

 ここ数年のあいだで、私自身が大変残念に思った出来事としては などがあった。このほか、単に登録しただけであったが、ReadMe!の機能停止というのもあった。

 この種のサービスは、長年関わっているうちに、更新作業や閲覧が日常生活行動に組み込まれるようになる。それがある日突然停止されるということは、自分の生活空間の一部が突然奪い取られてしまうようなショックを受けるものである。

 現時点で私が参加している無料サービスとしては、 などがあるが、これらも、ある日突然、サービスが終了してしまうということはゼッタイに無いとは言い切れない。無料サービスは常にその種のリスクがつきまとうものである。




 もっとも、こうした無料サービスであっても、10年、20年と長続きさせられるための手立てはあるように思う。

 まず純粋な非営利サービスの場合は、中心となって管理・運営する方の精神的・時間的負担が過重にならぬよう、相互のサポート体制、交代可能な仕組み、寄付の受け入れを可能にするようなしっかりとした財政基盤を確立しておく必要がある。上掲の日記才人の場合などは、実質的な管理は1名の方の献身的な行為に委ねられており、何万人も居たはずのユーザーは(私自身もその1人であったが)単に利用するだけ、時には、文句を言うだけで、個人の善意の上にあぐらをかいていたというところがあった。いっぽう、企業主導のサービスの場合は、最終的にはその企業の利益になるような側面が無いと長続きさせることは困難であるように思える。上掲の楽天ブログやフォトサービスの場合なども、ネット広告や通販機能とのリンクがあるからこそ、長続きしているのである。

 こうして考えてみると、はてななどは、よくぞ長続きしているものだと感心してしまう。もっと規模の大きいウィキペディアなども、スゴイなあと驚くばかりである。

 ま、ネット上の各種コミュニティは、規模の大きさやサービス機能の向上も大事ではあるが、長続きするということが何よりも大切である。上掲のじゃらん・おでかけガイド「フォトアルバムの廃止」なども、自分の投稿した記事のバックアップをとるためには相当の手間暇をかけなければならない。完全削除の前に作業を完了しようと思いつつ、まだ1/3程度しか進んでいない。