じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 6月6日早朝のサツマイモ畑。

 この日の朝は、異様に明るい朝日が雲の合間から差し込み、サツマイモ畑とその後ろの半田山を照らしていた(6月6日05時29分頃撮影)。


6月5日(金)

【ちょっと思ったこと】

残りの人生の長さと愛用品の耐用年数

 6月3日の日記でパソコンが不調であるということを書いた。このトラブルは5日夜にも発生し、このWeb日記を執筆している6日朝も、いつ凍ってしまうのか(→凍ってしまうと保存していない入力内容がすべてムダになる)わからず、精神衛生上好ましくない状態が続いている。いよいよ新しいマシンに買い換える必要が出てきた。

 このパソコンは、2005年2月頃から使い始めたもので、4年と3カ月の命であったということになる。ネットで注文したアウトレット品としては長持ちしたほうだとは思うが、買い換えの時のアプリケーション再インストールの手間を考えると、やはり10年以上は長持ちしてもらいたいと思う。

 このことに限らず、最近、耐用年数の長いものがあれば、多少値段が高くてもそちらのほうを求める傾向が出てきた。私自身が使うモノに関しては、残りの人生を20年(77歳で死亡見込み)と見積もって、耐用年数20年が標準となる。といっても、自家用車や、たいがいの電気製品は10年が限度。購入後10年経った時に買い換えるかどうかで迷うことになるだろう。

 いま私が使っている中で長持ちしているモノとしては、まず自転車を挙げることができる。これはもともと父親が使っていたものであり、購入後15年目ぐらいではないかと思う(もちろん、タイヤは取り替えている)。妻が使っている自転車も20年モノである。

 少し前、押し入れを掃除していたら布団袋が出てきた。この布団袋は息子や娘の引っ越しの際にも使ったことがある、よく見ると、袋には、私が大学に入った時の下宿先の住所と送り主である私の母親の名前が書かれてあった。今から38年前の袋がいまでも新品同様に使えるというのは驚きであった。

 耐用年数は抜群であっても、テクノロジーの進歩によって使い物にならなくなったというケースもある。上述のパソコンの場合などはその典型である。私のところには、未だにPC9801VMがあり、システムディスクを挿入して電源を入れれば今でもちゃんと起動する。しかしこれは残念ながら博物館行きである。昔からずっと録画していたVHSビデオテープなどもそろそろDVDに移し替える時期ではないかと思っている。もっともそのDVDも、もしかするとBDにとってかわるかもしれない。

 幸いなことに、各種の文書ファイルやデジカメ写真ファイルは、記憶媒体がどう変わっても永年保存ができそうである。銀塩写真と違って画質が劣化しないところがありがたい。