じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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川崎医療福祉大の風景(1)

日本パーソナリティ心理学会第18回大会の会場となった川崎医療福祉大。入口付近には、南隣の川崎医大病院のドクター・ヘリが常駐している。入口にヘリがある大学というのは珍しいのではないだろうか。

 写真下は、館内の掲示の一部。カルト宗教対策と、喫煙対策が徹底している。特に「...タバコを吸わない学生を社会に送り出すことが社会責任の一つであると...」というのはまことに結構な方針であると思う。



11月28日(土)

【思ったこと】
_91128(土)[心理]パーソナリティーの時間的変容を捉える試み−対話性と自己からの検討−(1)

 11月28日の午前中は、日本パーソナリティ心理学会第18回大会表記の自主企画シンポに参加した。なお、今回は、自主企画シンポの指定討論役をつとめるために出向いたものであって、大会そのものには参加していない。ぜひとも拝聴したい発表は他にもたくさんあったのだが、とにかく時間的余裕がない。大会2日目にあたる日曜日も、私自身は大会会場には足を運ばず、もっぱら研究室に籠もって来週以降の各種業務の準備に取り組む予定である。

 さて、私が指定討論を仰せつかった企画は、

パーソナリティーの時間的変容を捉える試み−対話性と自己からの検討−

というタイトルになっていた。このことについて、まず、S氏が企画趣旨や意義づけについて説明、続いて、Ki氏が「化粧」、F氏が「難病」について話題提供され、さらに私とKa氏が指定討論、最後にフロアからのディスカッションという構成になっていた。昨日の日記では「九分九厘、時間切れになり、発言時間は殆ど無くなるのではないかと予想される」と「予言」をしたところであったが、私が開始前に再三にわたり「S氏の企画はいつも時間切れになる」などと大声で独り言を連発した効果もあって、きっちり時間通りに進行した。もっとも、Ki氏やF氏の話題提供は、時間内にきっちり納めようとしたことの無理が祟って、企画趣旨との関連がイマイチわかりにくかったのではないかと思う。但し、研究内容の紹介という点では十分にアピールできたようだ。

 指定討論の時にも最初に申し上げたことであるが、今回の企画のタイトルは「パーソナリティ」、「時間的変容」、「対話性」、「自己」がキーワードになっていた。このほか、「人称的性格」や「ポジショニング」、「場所(トポス)」などが隠れキーワードに含まれていたように思う。

 次回に続く。