じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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冷たい雨の中でサクラサク

 3月10日13時から前期・個別学力試験の合格者の受験番号が掲示された。2月25日の前期試験当日は、最高気温22.1℃、最低気温9.6℃という暖かさに恵まれたが、3月10日の発表直後の13時の気温は5.4℃、しかもあいにくの雨となった。それでも合格者にとっては嬉しいサクラサクになったものと思う。残念ながら不合格になった方々は、後期試験で頑張ってください。




3月10日(水)



【小さな話題】
文学部全館で無線LAN開通

 こちらの案内にあるように、このたび、文・法・経済学部(1号館)で、岡大の学内無線LANが使用できるようになった。昨年10月の時点ですでに講義棟で利用可能であったので、これで全館利用可能が実現した。

 これにより、学生や教員は、利用規則をきっちり守りさえすれば、自身のノートパソコンを持参して無料でインターネットに接続することができる。演習などの授業における相互の連絡、シラバス閲覧、Eメイル添付によるリポート提出、参考資料の検索、図書館の検索などが自分自身のパソコンを通じていつでもできるので、利用方法さえ身につければ格段に便利になったはずである。

 いっぽう、教員側のほうも、研究室備え付けのデスクトップパソコンの台数を増やさなくてすむので経費の節減となる。いや、パソコン本体を買うだけならば出費を惜しむつもりはないのだが、セキュリティ対策やメンテに手間がかかるため、これまでは台数を増やすことを躊躇していた。これからは学生個人個人が自己責任のもとでセキュリティ対策をとることになる。情報リテラシィの観点からも望ましいことだと思う。

 このほか、ミニ・ノートパソコンの中には、有線LANの端子を装備せず、ワイヤレス内蔵だけという機種も登場するようになった。これらを研究室内や講義室で利用する場合にも、無線LANにどこでも接続できるというのはまことにありがたいことだ。

 ちなみに、今回、文学部全館で無線LANが使えるようにせよと提案したのは、じつはこの私である。それだけに、利用者が増えなければ予算の無駄遣いであるとの誹りを免れない。いくらなんでも佐賀県警の電子申請システム、利用ゼロで廃止というようなことにはなるまいと思うが、今後、学生や教員の多数が利用できるように、普及・啓蒙を進めていきたいと思っている。

 なお、今回の無線LAN開通により、大学にノートパソコンを持ち込む学生が増えるものと予想される。このことで盗難事件が多発しないよう対策を強化する必要もありそうだ。