じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【小さな話題】 アイスランドの火山灰 各種報道によれば、アイスランド南部の氷河で14日に火山が噴火し、火山灰が欧州北部の上空を覆ったため、15〜16日の2日間で、アジア、北米便も含めて24000便以上が欠航となっているという。 アイスランドの火山のことについては3月22日の日記でも取り上げたことがある。14日の噴火は、同じ火山の活動活発化によるものと思われる。 火山の噴火で飛行機が飛べなくなるのは、単に、噴煙で視界が悪くなるからではない。火山灰をジェットエンジンが吸い込むと大事故につながる恐れがあるためらしい。となると、噴火が止まっても火山灰が空中を浮かんでいるうちはジェット機は飛ぶことができないので、被害は深刻である。 このことでふと思ったが、黄砂や、砂漠地方の砂あらしが航行に影響を及ぼすことは無いのだろうか。火山灰のほうが空の高くに舞い上がるため、高度1万〜1万2000m前後を長時間飛行するジェット機に影響を与えやすいためだろうとは思うが、全く困ったことである。 東京の最も遅い雪 上にも書いたが、4月17日の深夜から早朝、東京の郊外ではアラレが降ったり、ミゾレになる可能性があるという。奥多摩や神奈川県・相模湖では降雪の予報も出ている。 このことに関係するが、東京の最も遅い降雪は、昭和42年と44年に記録した4月17日が、最も遅い記録になっているという。私にとっては、昭和42年の時は中学3年、昭和44年の時は高校2年であり、どちらも記憶に残っている。高校2年の時は、放課後に雪景色を見に行こうと思っていたが、さすがに融けてしまったように記憶している。 しかし、このところの異常気象による農作物被害は相当深刻らしい。各種の野菜が高値となっていほか、果物にも被害が出ており、一部の地域では柿の新芽が霜にやられてしまって今年の収穫が絶望的になったという話も聞いた。 |