じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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今年最大の重労働、ミモザの剪定完了

日曜日朝、実験室周辺のミモザ4本の剪定をした。ミモザは成長が早く、放っておくと1年間で数メートル高くなり枝が太くなって素人の手にはおえなくなる。しかも南方向にも枝を伸ばしていて駐車の妨げになるため、環境整備ボランティアとして剪定作業を行った。

 切った枝のうち小さいものは根元に残したが、大枝は集積場まで引きずっていかなければならずこれまた重労働であった。


4月18日(日)



【小さな話題】

国際宇宙ステーションの軌道/「火星救助隊」

 米スペースシャトル「ディスカバリー」は、4月17日8時52分(日本時間21時52分)、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを解除し、帰還の最終準備に入った。19日朝(日本時間同日夜)に米フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸予定であるという。

 スペースシャトルと国際宇宙ステーションがドッキングする直前、もしくは分離直後は、両船が並んで飛行する様子が眺められるまたとないチャンスなのだが、こちらの情報にあるように、日本上空では4月16日から25日までのあいだは観測に適さない期間となっており、残念ながら両船を眺めることは困難であるようだ。但し、スペースシャトル単独であれば、もしかして見られるかもしれないが、手元には情報が無く、なんとも言えない(こちらにミッションの概略はあり)。

 ところで、国際宇宙ステーションというと、地球から何万キロも離れた遙か彼方をゆっくりと移動しているという印象があるが、ウィキペディアによれば、実際には地上から約350キロメートル離れた地球周回軌道(地球低軌道)上を1周約90分(時速約28000キロメートル)で周回しており、また、最低高度278 km、最高高度460 kmの範囲(実際はソユーズ宇宙船のランデブーが可能な425 km以内)に維持されているという。地球の直径は1万2700kmちょっとなので、その2.7%あまり、仮に地球を1mの球体とすると2.7cm離れた高さをへばりつくように飛んでいることになる。なんでもっと高いところを飛ばないのかと思ったが、遠すぎるとその分、補給が困難になるというが一番の理由であるようだ。そのいっぽう、科学研究上からは、そんなに遠くを飛ばなくても条件は大差ないのだろう。

 余談だが、オバマ米大統領は15日、ブッシュ前政権が進めてきた月に人を送り込む計画は、過去に実現しており新たにコストをかけるべきではないとして撤回し、2030年代半ばまでに宇宙飛行士を火星の軌道に送り込む目標を掲げた新宇宙政策を公表した。人類初となる火星への着陸も目指すというが、うーむどうかなあ。火星のことはすでに無人の探査機でかなりのことまで分かっており、無理して火星に行くよりも、人類は月の上で何ができるのかを多面的に検討したほうが役に立ちそうな気がする。私にとっての火星のイメージは、火星救助隊そのものであり、じっさい、人類が本当に火星に行けたとしても、あの小説に描かれていた程度の体験しかできないのではないかと思う。