じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2010年版・岡山大学構内でお花見(39)マツバウンランの群生

陸上競技場の一角に群生しているマツバウンラン。大学構内では最も規模が大きいように見える。


4月27日(火)



【小さな話題】

英会話学校はもう要らない?

 一週間ほど前、大手の英会話学校が経営破綻というニュースが伝わった。大手英会話学校と言えば2年半前にも別の大手英会話学校が破綻している。いずれも、別会社に事業が引き継がれ、受講生の被害はある程度防げる見通しだと聞いている。

 毎日新聞記事(4/22)によれば、英会話教室のバブルが膨らんだ背景には、「受講料の40%、最大20万円」を補助する国の給付金制度があった。しかしその後、給付金は、「20%、最大10万円」に引き下げられ、外国語会話教室の受講生は2007年2月の約75万人から、2008年2月には一気に約36万人にまで半減したという。そのほか、少子化や不況の影響もあるという。単に受講料を払う余裕がないというばかりでなく、海外に留学しても就職にはそれほど有利にならないという事情もあるようだ。

 しかし、そもそもいまの時代、お金を払って英会話学校に通うことにはどれほどの意味があるのだろうか。ちょうどいま、この日記を書きながら、

ハーバード白熱教室

の1回目と2回目の放送をダビングしているところだが、標準画質2時間で録画すると、DVD-Rに二カ国語の音声を入れることができる。アナログ放送の頃、DVD-Rでは二カ国語の音声を両方入れることはできない、それゆえ私のところではわざわざDVD-RWでダビングしていたのだが、地デジになってからは、主音声と副音声の二本立てになっている放送の場合は、DVD-Rでもちゃんと音が入るようになった。これを使えば、
  • まずは英語放送で講演内容を聞き取り
  • 聞き取れない部分は繰り返し聞き
  • 最終的には日本語放送でチェック
という視聴を繰り返すだけで、十分にリスニングの練習になる。

 このほか、NHKでは、

トラッドジャパン



Jブンガク

のように、日本の文化や文学を英語でどう表現するのかについて非常に役立つ番組がある。英会話学校に通うよりも、こういう番組を繰り返し聞いたほうがよっぽどタメになるような気がする。

 そのほか、インターネットを利用して、自分のつぶやきを英語で発信してもよいし、ネイティブのつぶやきを真似てみるということもできるようになった。英会話学校の営業妨害をするつもりはないけれども、わざわざ、通学時間を含めて、わざわざカネと時間をかけて学校に通うメリットがどこにあるのか、私にはイマイチ理解できない。