じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 6月3日の夕刻、岡山では県北から移動してきた雷雲によって10日ぶりの降雨を記録した。気象台の公式記録では降水量は0.5ミリにすぎないが、雷雲の位置により、局地的にはかなりの雨が降ったようである。津山では40.5ミリ、赤磐市では13.0ミリ、日応寺では20.5ミリなど。水たまりの様子から見て、岡山大学周辺でも数ミリ程度は降ったはずである。

 写真は翌日の半田山。前日に雨が降ったため、朝日を浴びて霧が立ち上っている。


6月3日(木)

【思ったこと】
_a0603(木)[心理]2010年 人間・植物関係学会 10周年記念大会(10)大会2日目(4)松尾・前会長による講演(3)

 講演では引き続いて、米国と日本における人間・植物研究の歴史が紹介された。米国では1970年頃から「People-Plant Relationship」という言葉が使われるようになり、1990年には、最初の研究発表会とともに、「People-Plant Council」が結成された。この会議は、当初は米国国内で行われたが、1998年にはシドニー(オーストラリア)、2002年にはトロント(カナダ)、2004年には淡路島(日本)、2006年にはソウル(韓国)、2008年にはノバスコティア(カナダ)というように、国際的な大会に発展している。

 ところで、人間・植物関係への関心も、時代の流れとともに変遷がある。1970年頃には公害問題が主流であり、その後、環境問題、1990年代に入ってからは園芸療法に関心が向けられるようになってきた。

 日本では2000年に人間・植物関係学会準備会が発足し、2001年には学会として発足、それ以降、毎年大会を開催している。また、2008年には、新たに日本園芸療法大会が発足した。

 ちなみに、私自身は、この学会には準備会発足当時からほぼ毎年参加している。過去日記を調べてみたところ、  ということで、私が参加できなかったのは2004年の国際大会(淡路島)と、新型インフルエンザの影響で日程が変更になった2009年の京都大会のみであった。大会の参加感想は、たいがいはこのWeb日記に執筆し、その後、1つのファイルにまとめて大学公式サイトにも掲載しているが、一部は未完成のままとなっている。


次回に続く。