じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2010年版・岡山大学構内でお花見(73)本部棟南のヒマワリ

 岡大・本部棟の南側と西側には、季節の草花が多数植えられている。この時期はヒマワリが見頃となっている。農学部農場のヒマワリ畑と異なり、大部分の花が南方向を向いているので、鑑賞しやすい。左後ろは、岡山大学旧事務局棟(陸軍第十七師団・歩兵第三十三旅団司令部庁舎)。


7月15日(木)



【小さな話題】

今年の梅雨は、教科書通り

 岡山では、7月16日(金)の朝現在でまだ梅雨空が続いており、18時〜24時頃には雷雨も予想されている。しかし、週間予報では、17日(土)以降はずっと晴れマークが続いており、土曜日か日曜日には「梅雨明けしたと見られる」の発表が出る模様である。

 今年の梅雨は、地学の教科書に載せてもよいくらいに、典型的な推移をたどってきた。

 岡山の場合、今年は6月13日に「梅雨入りしたと見られる」発表がなされた。その後、6月30日までの18日間では、
  • 10ミリ以上の雨を記録した日:5回
  • 雨が全く記録されなかった日(記録上の0.0ミリの日を除く):3回
  • 日照時間が5時間未満の日:12回
などとなっていて梅雨らしい天気が続いた。

 この傾向は7月に入っても続き、7月1日から15日までの15日間では、
  • 10ミリ以上の雨を記録した日:4回
  • 雨が全く記録されなかった日(記録上の0.0ミリの日を除く):3回
  • 日照時間が5時間未満の日:13回
などとなっていた。

 6月の降水量は141.5ミリ、7月は160.5ミリ(但し7月15日まで)となっていて、平年のそれぞれ185.8ミリ、160.0ミリよりはやや少なめであるが、ほぼ平年並みと言える。四国の早明浦ダム等の貯水率もほぼ100%を維持しており水不足の心配はなさそうだ。

 今年の梅雨は、どうやら、太平洋高気圧の勢力が増し、梅雨前線が一気に北上して明ける模様である。梅雨前線が南下したままで消滅するタイプに比べて、前線北上タイプは梅雨明け後に猛暑が到来する可能性が高い。岡山では7月中に最低気温が25℃以上となったのは7月3日の1回のみであり(それも25.0℃ピッタリ)、それ以外は最低気温が22℃〜24℃台の比較的過ごしやすい夜が続いていた。梅雨明けと同時に熱帯夜の毎日が到来しそう。