じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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大阪の若者たちはどこへ消えた? 18日(日)は、大阪城近くで講演をさせていただいたあと、大阪城公園の中を通って、JR大阪城公園に向かった。 写真は公園内で行われていた野外ライブ「城天」。この日の大阪市は梅雨明け2日目であり、最高気温32.8℃まで上がっていた。暑さのせいなのか、もともとこの程度なのか分からないが、大音響のわりに、それぞれのステージの前で観ている人は数人から10人程度。この世界には全く縁がないのでよく分からないが、素朴な印象としては、ずいぶんと観客が少ないなあという感じだった(←客観的に見てもやはり少ないのでは)。私が学生の頃は、フォークソングのほうが流行っていたが、いまやフォークソングは中高年の懐メロとなってしまった。ひょっとして、こういうライブも30〜40年後には懐メロになっていくのだろうか。 それはそれとして、若者の多くはどこに足を運んでいるのだろうか。猛暑を避けて、自室で草食的生活を送っているのだろうか。 |
【小さな話題】 「四国なぞ解き行脚 春編」【ネタバレあり】 録画してあったNHKの 「四国なぞ解き行脚 春編」 を観た。この番組はもともと四国地方限定で5月14日に放送、岡山では7月16日(金)の15:15〜16:00に再放送されたものである。そういえば、この時間帯は、従来であれば大相撲中継が行われていたはず。野球賭博問題による中継中止のおかげであるとすれば、中継中止はかえってよかったかもしれない。 番組では、四国4県から1つずつ、謎が出題され、現地での聞き取りを通じてそれを解決していくというものであり、今回の春編では、
それぞれの謎については、番組記録サイトになぞ解きの結果が記されているのでそちらを参照していただきたい。 これらの謎のうち、高松市の東鶏冠山北堡塁の1/10レプリカ(但し未完成)と、香南市の夜須町・手結(てい)港の入り口の開閉式の橋は、その気になれば見物に行くことができる。休日特別割引が改悪されないうちに、一度は訪れてみたいとこである。 鳴門市のごま砂糖も、その気になれば、その地域にある和菓子屋さんなどで買い求めることができる。「甘い赤飯」というとちょっと妙だが、おはぎの一種だと思えばそれほど奇異ではないと思う。 もう1つの西予市の巨人の足跡は、堂所山(どうどころさん)の廃道にあるらしいということであったが、今回は見つからなかった。ま、四国には、弘法大師ゆかりの奇岩や石のへこみが数多くあり、足跡模様のへこみがあったとしてもそれほど不思議には見えないと思うが、1つのロマンではある。この足跡とは別に、「西予市周辺には“大人(おおひと)”という巨人の伝説が広く伝わっている」という話があった。なぜこの地域に?という謎は依然として残る。 四国は、面積自体は18806.36平方キロ(2009年10月1日)であり中国地方の面積31,917.37平方キロの6割にも満たないが、地形が複雑であることと道路事情が悪いこと、さらに瀬戸大橋通行料金が高いということもあって、まだまだ訪れていない場所も多い。瀬戸内海の島々にも魅力的なところが多い。平日を含めて、瀬戸大橋通行料金を1000円化、それ以外の高速道路も上限1000円で固定すれば、ずいぶんと行きやすくなるのに残念である。 |