じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【思ったこと】 _a0901(水)[旅行]富士登山の最大の難所は下山路にあり §§ 8月30日から31日にかけて、家族全員で富士山に登った。備忘録を兼ねて、登山記録とその時に感じたことを記しておきたい。
私自身が前回登ったのは、2008年8月28日であり、このときは須走口からの日帰り。当該の日記に、 須走口五合目を6時35分頃から登り始めて、12時05分に頂上着。コンビニおにぎりを食べたり、お鉢巡りをしてのんびり過ごし、14時5分に下山開始、16時45分に須走口の駐車場に戻ってきました。と記されていたので、登りに5時間30分、下山に2時間40分を要していたことになる。今回は、家族全員での登頂を目ざしていたので、登り(途中山小屋泊)は合計で8時間30分。下りは4時間40分というように、かなりのゆったりペースとなった。 登りのほうは特に問題なく、高山病の症状は誰も出なかったが、長時間の単調な下山で、こちらのほうが最大の難所であった。実際、下山中に、膝や足の爪先などを傷めて、よろめきながら歩いている人を何人も見かけた。中には動けなくなって、馬をチャーターして帰っていた方もおられた。吉田ルート関係者には申し訳ないが、吉田ルートからの下山は富士登山最大の難所であり、私にはオススメできない。富士登山というと、登頂達成バンザイで終わってしまうような紹介番組が多いが、本当の難所は下山にある。足の疲労度から言えば、登山3割、下山7割と言っても過言ではない。 私自身は通ったことが無いが、「富士宮口新五合目〜宝永火口〜御殿場口七合目〜山頂」というプリンスルート(2008年に皇太子殿下が登られたルート)が一番楽だという話は聞いたことがある。いずれにせよ、私自身が過去に利用したことのある富士宮口、御殿場口、須走口の下山ルートに比べると、吉田口はいちばん時間がかかり、足にも負担が大きかったように思う。 [※9/2追記] 吉田ルートからは35年ほど前に下山したことがあったはずだが、今回とは随分景色が違っているように思えたのでネットで調べたところ、こちらに、 以前は上記の地図の「吉田大沢」が下山道として利用されていました。しかし、昭和55年にそこで大落石事故が発生したために、現在の場所に下山道が造られました。という記述があることが分かった。私が下山に利用したのは大落石事故より7〜8年前であったので、吉田大沢を経由していたのであった。どうりで見覚えがない景色だと思った。 なお、このweb日記を書き始めた後の富士登山の記録としては、
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