じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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9月20日は、岡山駅から朝一番の「のぞみ」(6時08分発、6時58分着)で新大阪に向かった。この「のぞみ」は岡山始発のため空いていて快適。東京出張(9時33分着)にも便利である。 写真上は車窓から見た改修工事中の姫路城。写真中は、新大阪で見た500系。廃止されたのではないかと思っていたが、ウィキペディアによれば、「8両編成に短編成化のうえで山陽新幹線区間限定の「こだま」に格下げされ、2010年2月限りで「のぞみ」(および東海道新幹線)からは撤退した。」ということで、まだまだあの勇姿にはお目にかかれそう。 写真下は阪急石橋駅の時計。けっきょく、2時間かからないで最寄り駅に到着した。セッション開始までは1時間半もあったが、休憩室(期間限定、休憩室内限定)で無線LANが提供されていたので時間を持て余さずに待つことができた。 |
【思ったこと】 _a0920(月)日本心理学会第74回大会(1)26年ぶりの大阪大学/ 日本心理学会第74回大会参加のため、大阪大学豊中キャンパスへ。ここを訪れたのは1984年の日本心理学会大会以来26年ぶりであった。当時の記憶は完全に消えており、どういう交通手段でそこに向かったのかさえ思い出せなかった。但しあの時は、シンポジウムの話題提供者を仰せつかったので、懇親会の参加費を無料にしていただき記念品まで頂戴したことだけはちゃんと覚えている。 さて、日本心理学会大会の話題を取り上げる時には毎回書いていることだが、このような大規模な学会では、同じ時間帯に多数の講演、シンポ、ワークショップ、小講演、ポスター発表が併行して行われる。人間のからだは1つしかないので、どれに参加するのかを選ばなければならない。今回は、午前、午後、夕刻それぞれ2時間程度の時間枠が設定されており、同じ時間帯には20〜25程度のセッションが行われることになっている。平均23とするとその組み合わせは23の9乗(3時間帯×3日分=9)=1兆8011億5266万1463通りとなる。今回の参加者は3千数百名だと聞いているので、一緒にくっついて会場を回らない限り、同じ組み合わせで発表を聴くということは確率的にはゼロに等しい。 もっとも、特定の領域のテーマの発表しか聴かないという人であれば、会場に行くたびに顔を合わせるということもありうる。しかし、専門領域だけで議論するならば、各種の領域別学会や研究会に出ればいい。日本心理学会のような何でもアリの大会に参加する以上は、自分の知らない領域の発表会場にも足を運び、視野を広げるほうが有用であると私自身は考えている。 次回に続く。 |